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患者さん向け待合室で読める1・分・間コラム~nico 2018年1.2.3.4月号より~

2018年2月号

nico 2018年1月号(新聞クイント2月号掲載分)
『よーく考え、納得して選択を。 40代からのインプラント入門』より 中田光太郎(京都府開業)

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インプラントは「オンリーワン」の治療

歯を失ったとき「ブリッジか、入れ歯か、それともインプラントか」と、多くの方が迷うことでしょう。
インプラント治療は、金属の一部をからだに埋め込み、上部に人工歯を取りつけて使うという特殊な治療法で、いちばんの特長は、金属が埋入した骨にガッチリと結合し自立することです。それはつまり、部分入れ歯などのようにほかの歯に負担をかけず、傷めずにすむということ。こうした治療は現状ではインプラント治療以外になく、そういう意味で、替えの利かない治療になっています。
ただし欠点もあります。手術が必要、治療期間が長い、予備治療に時間がかかることもある、そして自費診療である点です。ただ、信頼性の高い材料と機器・器具を使い、検査と治療計画を精密に行い、感染対策を万全にして、専門的に訓練されたスタッフが治療するとなると、ある程度の費用が生じざるを得ない、といえるでしょう。

治療に時間がかかるのはなぜ?

インプラント治療のおおまかな流れは、①相談と検査、②診断と説明、③埋入前の予備治療、④インプラント体(人工歯根)の埋入、⑤アバットメントの頭出し(接続部分の取り付け)手術、⑥上部構造づくり(人工歯の取り付け)となります。

インプラント治療は、インプラント体を埋入してからあごの骨に結合するまでに1~4か月ほどかかります。この結合は接着材でつけたり部品をはめ込むのではなく、骨の生体反応によるもの。
つまり、インプラント治療を成功させるには、骨の自然治癒力を見守りじっくりと待つことが不可欠。治療に時間がかかるのはそのためです。

また、人によっては、埋入の下準備として「お口の環境整備」が必須となります。お口のクリーニングと歯みがきのスキルアップでお口の清潔を保つほか、むし歯や歯周病があるならまず治療し、あごの骨が足りなくなっているなら再生療法で増やします。

治療後のメインテナンスも重要です。

インプラント治療は入れたら終わりではありません。快適に使い続けるには、むしろ入れてからのお手入れが重要です。
放っておいてインプラントの周りがプラークや歯石だらけになると、今度はインプラントの周りに炎症が起き、あごの骨との結合が失われて、せっかくの治療が機能しなくなってしまいます。治療を長持ちさせるために、かならず定期的に歯科医院へメインテナンスにおいでくださいね。


2018年3月号

nico 2018年2月号(新聞クイント3月号掲載分)
『いまどき生活習慣病にご用心。ストップ! ザ・酸蝕症』より 北迫勇一(外務省大臣官房歯科診療所/東京医科歯科大学)

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 このコラムをお読みの皆さんには、こんな習慣はないでしょうか?

  • 運動のおともにスポーツドリンク。
  • 健康のために柑橘類や黒酢を毎日摂取。
  • 酎ハイ、梅酒、ワインを毎晩チビチビ。
  • 仕事中はつねに手元にコーラ飲料。
  • これらは、じつは歯が溶ける「酸蝕症」のリスクが高い習慣なんです。

    4人に1人が酸蝕症です。

    酸蝕症とは、歯に酸性の飲食物や胃酸が「繰り返し触れる」ことで起きる病気です。歯はもともと、酸がとても苦手。酸に触れると化学反応を起こして溶けてしまうからです。とはいえ、食べ物のほとんどは酸性。みそもしょうゆも穏やかな酸性です。なのに歯が溶けてなくなってしまわないのは、唾液が酸を洗い流し中和して、歯を守ってくれているから。

    ただし、唾液の能力にも限界があります。すっぱい飲み物や食べ物などに含まれる強い酸が口の中に繰り返し入ってきたり、逆流性食道炎により胃酸が口の中にたびたび逆流していると、唾液の作用が追いつかず、歯が溶けてしまうのです。
    これを聞いて、「自分には関係ないや」と思うのは大間違い。国内の調査では、軽度のものを入れると26.1%、つまり4人に1人の方に酸蝕症がみられるんです。

    酸蝕症は現代病。それはなぜ?

    酸蝕症は、現代の食生活や生活習慣とかかわりの深い病気です。ここ数十年で、歯を取り巻く酸の環境は様変わりしました。季節ものだった柑橘類が一年中手に入るようになり、お酒も果汁たっぷりの酎ハイやワインが大人気。一方おやつはコーラ飲料や柑橘ジュースがどこでも手に入ります。

    また、もう1つ注目すべきは、健康意識の高い方の酸蝕症です。酢や柑橘類などのすっぱいものを積極的に摂る健康法は、習慣的に続けてこそ良い結果が出ます。酸蝕症は歯が酸に繰り返し過剰に触れることで起きるので、「健康意識が高いまじめなかたほど酸蝕症になりやすい」という皮肉な現実があるのです。

    こうした健康法をどうしても続ける必要があるのなら、カプセル入りの酢に代えたり、歯になるべく触れないようストローで飲んだり、飲んだ後に水をひと口飲むなど、歯をいたわる工夫が必要となります。酸蝕症を防ぐには、現代人が陥りがちな「酸性飲食物の過剰摂取」にまず気づいて止めることが重要。過ぎたるは及ばざるがごとし。酸の摂取は唾液が守ってくれる程度に抑えて、からだだけでなく、歯の健康にも気を配っていきましょう。


    2018年4月号

    nico 2018年3月号(新聞クイント4月号掲載分)
    『いま増えている大人のむし歯 ホントに怖い!「根面う蝕」』より 福島正義(新潟大学大学院教授)

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    歯の根面のむし歯、増えてます。

    歯肉(歯ぐき)が下がると、歯の根が露出します。見かけも気になるところですが、それ以上に問題なのが、歯の根の表面(根面)はとてもむし歯になりやすいということ。「根面う蝕」(根面のむし歯)と呼ばれ、特に高齢の方に増えています。  

    歯の根元周りにむし歯が進行すると、歯の噛むところにはむし歯がなくても、そこから歯がポキリと折れてしまうことも。「根面う蝕」は、せっかく残せていた歯を失いかねない怖いむし歯なのです。

    根面はなぜむし歯になりやすい?

    歯の根面がむし歯になりやすい理由は、まず、根面の象牙質を覆うセメント質がごく薄いこと。歯の噛むところの場合、硬いエナメル質が鎧のように象牙質を覆っていますが、根面では、非常に薄いセメント質がコーティングしているだけです。その厚さは薬用オブラートと同程度の20ミクロンほど。そのためセメント質は細菌の出す酸により簡単に溶かされてしまい、すぐに内部の象牙質がむき出しになってしまいます。

    そして悪いことに、象牙質はエナメル質よりも酸に弱い性質があります。お口の中では、飲食ごとに、細菌が出す酸により歯の成分が唾液中に溶け出す(脱灰)のですが、象牙質はエナメル質より早く酸に溶け出します。その結果、歯の噛むところは無事でも、根面だけがむし歯になってしまうのです。

    歯肉、下がってきていませんか?

    むし歯予防の基本は、歯ブラシでプラーク(細菌の塊)を除去すること。歯の根面をむし歯から予防するときも、それは変わりません。その際には、歯の修復(再石灰化)を促すフッ素入りの歯みがき剤や洗口液をぜひ利用しましょう。エナメル質のむし歯と同じように、根面の象牙質のむし歯予防にも、フッ素には一定の効果が認められています。

    また、根面う蝕の大元の原因は「歯肉が下がる」ことですので、歯肉を下げる原因となる歯周病にも気をつけましょう。

    歯周病を予防するには、痛みや歯のぐらつきなどを感じる前から、歯科医院にメインテナンスに通って、検査してもらうことが大切です。歯周病も根面う蝕と同じく自覚症状なく進行するので、定期的な検査が欠かせません。歯肉が下がって根面が見えはじめたら、「年だから仕方ない」で終わらせずに歯科医院へ。新しいお口の状況にあった予防の戦略を一緒に練り直しましょう。


    2018年4月号

    nico 2018年4月号(新聞クイント5月号掲載分)
    『上手に慣れるコツお教えします! 入れ歯づかいの達人になろう。』より 佐藤裕二(昭和大学教授)

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    歯を失った方にとって、もっとも身近な治療といえば、今も昔も「入れ歯」でしょう。使い慣れるまでには少し努力が必要ですが、いったん慣れてしまえば、扱い方はごくシンプル。あなたの大切な相棒となる入れ歯との上手な付き合い方をお教えします。特にはじめて入れ歯を使われる方の場合、つぎの4つのポイントに気をつけてみてください。

    ①「はめる」「外す」の練習をしましょう。

    入れ歯ができあがったら、つけ外しの練習をしましょう。歯科医院でやり方を教えてもらい、何度か繰り返してください。ただし、無理に入れると、歯や歯ぐきを傷めたり、部分入れ歯のバネがゆがんではめにくくなることがありますのでご注意を。総入れ歯の場合は、つける前に入れ歯を水で湿らせると吸着が良くなります。

    ②試運転と調整の期間を設けましょう。

    入れ歯を入れて最初の2週間程度は、試運転期間だと思って過ごしましょう。最初はベロや頬を噛みやすいので、やわらかいものを食べ、1~2週間使ったら、歯科医院で使いごこちを伝えて微調整してもらいます。しばらく使って良くなじんできたころにさらに調整を重ねると、入れ歯との相性がいっそう良くなる場合があります。

    ③お手入れ法や保管法を覚えましょう。

    入れ歯も自分の歯と同じように汚れます。入れ歯に付くプラーク(細菌のかたまり)を放っておくと、入れ歯が細菌の巣になってしまうので、毎日欠かさずお手入れを。ブラシでみがいて、洗浄剤につけましょう。また、入れ歯は乾燥するとゆがんだりヒビ割れを起こしますので、使わないときは水を入れた入れ歯ケースで保管しましょう。

    ④何年かに一度は補修が必要です。

    入れ歯は、使っているうちに歯がすり減りますし、プラスチックの床(歯ぐきに触れる部分)にヒビが入ったり、バネがゆがむこともあります。また、時間が経つと患者さんご自身のあごの骨の形や歯の位置も少しずつ変わってきます。ですから、定期的に入れ歯の適合を歯科医院でチェックしてもらい、必要に応じて補修してもらいましょう。

    部分入れ歯をお使いの方は、入れ歯だけでなく残っている歯のケアにも気をつけてください。バネをかける歯が歯周病でグラグラになったり、根もとに大きなむし歯ができて弱くなってしまうと、部分入れ歯は役割を果たすことができません。残っている歯を守るためにも、歯科医院での定期的なメインテナンスをおすすめします。

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