キーワード解説：

　日本ユニシス・エクセリューションズが提供する三次元計測機から出力されたポリゴンデータを編集可能なソフトウェア。歯科用CAD/CAMにおいて、スキャナーによる計測データそのものは「点」の集合（ポイントクラウド）である。この点を結んで三角形を作り（トリゴン）、その集合体であるポリゴンで面を構成し、STLデータとして形状が表現される。この時、スキャナーの計測点はマージンの近傍には存在するものの、マージンそのものは計測しておらず、STLデータではエッジが丸く表現（エッジロス）されてしまう。しかし、現状では歯科用CADソフトでSTLデータを修正することはできない。Polygonal Meisterを使用することでSTLデータを修正することができ、修正されたSTLデータを用いることでより精度の高いCADデザインを行うことが可能になる。