

セッション

講演内容
歯周組織再生療法は根分岐部病変2度までは適応とされているが、根分岐部病変2度だからといって歯周組織再生療法は可能であると一概にいえるのであろうか? そこには、根分岐部の形態やルートトランクの長さ、根分岐部を覆う歯肉の厚み、角化歯肉幅などさまざまな要因が関係してくると考えられる。また、歯肉退縮している根分岐部病変に歯周組織再生療法を行う場合、退縮したままの歯肉に対して行うのか、根面被覆の概念を取り入れ結合組織移植(CTG)を併用しながら行ったほうがいいのだろうか? 本セッションでは、それらについて整理しながら、自身の臨床例を交えて演者らとともにディスカッションしたい。