

セッション

講演内容
近年の補綴治療のワークフローは、CAD/CAMを中心としたデジタルテクノロジーの発展によって劇的に変化し、われわれ臨床家にも福音となった。
しかし一方で、歯科治療には工程の煩雑さや、機械化を困難にさせる個別性があるがゆえに、アナログ技法に頼らざるを得ない場面にも遭遇する。そんな混沌とした現代の歯科医療においては、デシジョンメイクも歯科医師として重要となる。
本講演では、補綴治療の過去から現在までの変化、また時代が変化しても依然変わらない手技、知見などをエビデンスと臨床的な観点から解説し、現時点での補綴治療の到達点を皆様とシェアできれば幸いである。
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