

セッション

講演内容
近年、もっとも低侵襲な治療オプションとしてコンポジットレジン修復の需要は増加しているが、その成功は術者の技術に大きく依存している。より審美的な修復を達成するためには、天然歯の構造を深く理解することが不可欠であり、とくに切縁側1/3の再現は大きな課題となる。形態、透明性、光の透過と拡散など、細部の表現が仕上がりを左右する。
本講演では、いくつかの臨床例を通じて、切縁側1/3のバリエーションとその再現方法を詳しく解説し、より自然で調和のとれたコンポジットレジン修復を実現するためのアプローチを紹介する。