

セッション

講演内容
ミニマルインターベンション(MI)は、生体に優しく、患者のQOL向上に貢献する重要な治療概念である。最小限の介入により、歯をできるだけ残すことが可能になる。しかし、適応を誤ると、逆に予後を損ねることもある。
本講演では、MIのすばらしさを最大限に生かしながら、科学的根拠に基づく適切な治療選択の重要性について考察する。自身の臨床経験を通じて、成功例とともに、適応を誤ったことで学んだ教訓を共有する。
MIの理念を尊重しつつ、科学と経験をどのように融合させるべきかをともに考える機会になれば幸いである。