

セッション

講演内容
近年、進化してきていると私が考えているものが「scaffolds(足場)」である。日本で誕生したHAp/Col(ハイドロキシアパタイトコラーゲン)ならびにOCP/Col(リン酸オクタカルシウムコラーゲン)、海外で使用されているDBBM-C(脱タンパクウシ骨ミネラルコラーゲン)やHA糖架橋コラーゲンなど、次世代型といえる“bioactive”なコンポジット(複合体)骨補填材が注目されており、世界的にも新たなグラフトマテリアルの1つのカテゴリーとなりつつある。本講演では、新たなコンポジット骨補填材を中心に、低侵襲な骨造成法であるオープンバリアメンブレンテクニックの症例を供覧し、これからの骨造成法をどう捉えるかについて考察を行いたい。
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