目次
第1部 今、歯科界に求められるもの
1 歯科の氷河期を生き延びよう
2 新しい時代へのパラダイム・シフトという考え方
3 新しいことがすべて良いことではない
4 オーラを発する先生に学ぼう
5 時代のなかで大切なものを見失うな
6 補綴の未来が変わりつつある
7 求められているインターディシプリナリー・アプローチ(歯科連携医療)
8 MI(Minimal Intervention)を知ろう
9 歯周補綴の心構え ─終着駅はないものと思え
10 補綴物にも賞味期限がある
11 21世紀はCAD/CAMで幕開けだ
12 IT時代のカウンセリング ─デジカメ&パソコンは相思相愛
特別コラム そのとき、歯科が動いた(1) 保母須弥也先生の業績と思い出
第2部 咬合
13 咬合知らずは病を知らず
14 咬合を理解できなければ、治療方針は立てられない
15 オトガイを押して咬合を知る
16 早期接触がキケンな理由
17 咬み合わせの仕組みを知ろう
18 犬歯は側方運動のパイロットだ
19 ガイドがうまければ、診断精度はアップする
20 切っても切れない下顎運動と咬合面の関係
21 咬合器のベストチョイス法
22 日常臨床のマッシュ・バイトは何で採る
23 フェイス・ボウは患者さんへのアピールポイント
24 ヒンジ・アキシスは難症例を蘇らせる
25 垂直顎間距離は避けて通れ
26 片側模型には非作業側がない
27 カーボン・マーク、どこを削るの
28 咬んで食べることで健康長寿 ─分子整合栄養医学とは
29 順次誘導咬合は生体の持つ理想的な咬合だ
第3部 パーシャル・デンチャー
30 患者さんと術者がともに満足するパーシャル・デンチャーとは
31 三次元構成義歯の誕生の理由
32 パーシャル・デンチャーは時代遅れではない
─これが21世紀のパーシャル・デンチャーだ
33 パーシャル・デンチャーの成功の秘訣
─義歯を立体的に構成したうえで、咬合を確立する
34 押せば回る、押さねば噛めぬパーシャル・デンチャー
─複雑なパーシャル・デンチャーの動き
35 パーシャル・デンチャーの5つの法則
36 クラスプと鉤歯だけに負担させるという発想は20世紀まで
37 パーシャル・デンチャーは床形態が大切
38 顎堤の範囲がパーシャル・デンチャーの難易度を示す
39 パーシャル・デンチャーは印象採得が重要
─全員参加型のパーシャル・デンチャー製作の極意
40 パーシャル・デンチャーの咬合採得は、腕の見せどころだ
41 パーシャル・デンチャーの治療用義歯
42 「1歯欠損」から「1歯残存」症例まであるパーシャル・デンチャー
43 総義歯治療をやさしくするパーシャル・デンチャー
第4部 インプラント補綴
44 インプラント補綴の難しさ
45 インプラント補綴もメタルフリー
46 トップダウン・トリートメントの考え方
47 抜歯即時埋入は患者さんにとって優しいインプラント
48 時代が求めるインプラントの即時埋入、即時負荷
49 アバットメント、4つのWと1つのH
50 スクリューリテインVSセメンティング
参考文献・上巻