目次
プロローグ
第1章 歯周組織検査
(1)総論
1.根面デブライドメント前にどのような検査が必要なのか?
2.検査前に知っておくべきことは?
3.検査結果をどのように生かすのか?
4.組織検査データをどのように解釈するのか?
(2)プロービングの実際
1.プローブの種類
2.プロービングエラーは最小限に
3.プロービングの前に
症例 歯肉の炎症がわかりにくいケースには要注意
4.プローブの把持方法
5.プロービングの基本操作
6.プロービング検査時の注意点
7.歯根の解剖学的形態
8.根分岐部の検査
9.プロービング時に行うその他の検査
(3)エキスプローリングの実際
1.エキスプローラーの種類
2.エキスプローラーの感度を保つためにシャープニングを
3.エキスプローラーの持ち方と操作
(4)収集した情報の管理
1.歯科衛生士による2つの記録
2.記録は患者さんと共有する
3.患者さんのやる気につながる検査データの示し方
第2章 シャープニング
(1)総論
1.水砥石と油砥石
2.ホーニングとタッチアップ
3.スケーラーにおけるホーニングとタッチアップ
4.シャープニングの必要性
(2)シャープニングの実際
1.シャープニングの2つのゴール
2.テスティング
3.シャープニングの方法
特徴・手順(1) グレーシーキュレットのシャープニング
特徴・手順(2) シックルスケーラーのシャープニング
特徴・手順(3) ユニバーサルキュレットのシャープニング
4.失敗しないためのシャープニングのポイント
5.シャープニングストーンについて
6.外科器具のシャープニング
特徴・手順(1) ヘーベル、エキスカベーターなどのシャープニング
特徴・手順(2) チゼルのシャープニング
特徴・手順(3) ペリオナイフのシャープニング
第3章 SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
(1)総論
1.根面デブライドメントとは?
2.歯周治療におけるSRPの位置づけ
3.SRP前に勝負は決まっている?
4.浸潤麻酔の功罪
(2)SRPの実際
1.器具の持ち方――執筆状変法
2.レスト
3.SRP時の姿勢
4.ポジショニング
5.スケーラー操作
6.部位別SRP
上顎
下顎
第4章 超音波スケーリング
(1)総論
1.超音波スケーラーの原理
2.手用スケーラーとの比較
3.超音波スケーラーの歯周治療における位置づけ
4.薬液の併用
(2)超音波スケーリングの実際
1.超音波スケーラーを使用するメリット
2.超音波スケーラーのチップの選択
3.超音波スケーラーのパワーの選択
4.超音波スケーラーの使用前に確認しておきたいこと
5.ハンドピースの把持方法
6.レスト
7.超音波スケーラーの動かし方
第5章 PMTC
(1)総論
1.PMTCは有効?
2.PMTCのデメリット
3.PMTCをどのように取り入れるのか?
4.RDAとは?
(2)PMTCの実際
1.PMTCを行うにあたっての3つのポイント
2.PMTCペーストの選択
3.PMTC用コントラの選択
4.ラバーカップ、ラバーポイント、ブラシの使い方
5.症例別PMTC
症例(1) プラークが少ないケース
症例(2) プラークが多く沈着したケース
症例(3) 着色が濃いケース
症例(4) 着色が薄いケース
症例(5) 根面にステインが沈着しているケース
症例(6) 歯肉退縮があり知覚過敏があるケース
症例(7) 補綴物が多いケース
症例(8) 3ヵ月ごとのメインテナンスに来院されるケース
第6章 器具の管理
(1)器具の洗浄・消毒・滅菌の実際
1.洗浄
2.薬液消毒
3.滅菌
4.管理
謝辞、エピローグ
索引