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患者さん向け待合室で読める1・分・間コラム~nico 2022年1月号より~

2022年1月号

nico 2022年1月号(新聞クイント2月号掲載分)
『被せ物が欠けた、外れた、壊れた?それもしかして歯ぎしりのせいかも。』より 馬場一美(昭和大学歯学部教授/日本補綴歯科学会理事長)

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 詰め物や被せ物がよく壊れる、歯が割れたり欠けたりしやすいとお悩みの方。そのトラブル、もしかしたら歯ぎしりや歯の接触癖(TCH)が原因かもしれません。


過剰な力が歯や被せ物を壊します

 歯を傷める過剰な力には、大きく分けて2種類あります。ひとつは「歯ぎしり」。眠っているとき無意識に行う歯ぎしりは、起きているときと違い力の加減がきかず、たいへん強い力が歯にかかります。
 もうひとつは、TCH とよばれる「上下の歯を無意識に接触させる癖」。上下の歯は、食事をしたり重いものを持つときに一時的に噛む以外は、本来は離れているものです。しかし、患者さんのなかには歯を接触させる癖のある方がいて、ごく弱い力が長時間加わることで、顎関節症になったり、歯や入れ歯を傷めてしまうことがあります。


歯根が割れたり、あごの骨が減ることも

 歯ぎしりが引き起こす歯への害の中でも、患者さんにとってもっともつらいものが「歯根破折」です。
 歯根破折とは、噛む力に耐えきれなくなった歯根が縦に裂けるように割れることで、いわば歯の「疲労骨折」です。細菌だらけの口の中で、割れて汚染された歯を再利用することはたいへん困難で、ほとんどの場合、抜歯になります。
 歯根破折を起こすリスクがもっとも高いのは、神経を取って治療してある歯。歯に栄養を送っていた神経が失われたせいで、枯木のようにパキッと割れやすくなってしまうのです。
 また、歯周病の炎症によって、歯を支える骨(歯槽骨)が減っているときに強い力が加わると、骨の破壊がさらに進んで歯周病の悪化が加速します。


被害を減らすための歯科の対策とは?

 歯ぎしりから歯と被せ物を守る方法としてもっとも有効なのが、夜間のマウスピースの装着です。
 マウスピースをして眠ると、約9割の方は歯ぎしりがいったん止みます。3週間ほどして装着に慣れるとまた始まりますが、マウスピースが歯にかかる力を分散し、代わりに削れてくれます。保険で作れて、削れても補修ができますので、ぜひ毎晩使ってください。
 これから被せ物の治療を受ける方におすすめなのが、耐久性のある材料や治療法を選ぶことです。セラミックの歯なら、硬度の高いジルコニアを。神経を取った歯なら、歯根破折のリスクを低減できる接着性レジンとファイバーポストを使った治療がおすすめです。ただしその場合も、マウスピースの使用は続けていきましょう。

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