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患者さん向け待合室で読める1・分・間コラム~nico 2022年4月号より~

2022年4月号

nico 2022年4月号(新聞クイント5月号掲載分)
『子どものお口の機能を育てる「食べる姿勢」教室』より 浜野美幸(東京都開業)

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意外な盲点、「食べる姿勢」

 「うちの子は食べるのが遅くて……」「あまり噛まずに丸飲みしているみたい」「食べるときクチャクチャ音がして、注意しても変わらないんです」――これらは子育て中の親御さんからよく聞くお悩みです。
 いま大人である私たちからすると、食べることは、成長とともに自然にできるようになってきたイメージがあります。ですが、食べること=「食べる機能」は、じつは自然に育っていくものではありません。
 食べる機能は、基本的には食べることで発達していきます。食べるために何が必要かを考えたとき、専門家の視点でいわれるのは、咀嚼に必要な歯が生えているか、歯は健康かなどの「形態」と、歯やあごを協調運動させる筋肉や神経が発達しているかという「機能」。そしてその子の食べる「意欲」です。ただ、このほかにも大切なことがあります。それが食べるときの「姿勢」です。
 正しい姿勢は、よく噛めて安全に飲み込めるのはもちろん、お口の筋肉を動かしやすい姿勢なので、食べる機能の成長がおのずと促されます。しかも、少し気をつけるだけで改善しやすい要因でもあります。


正しい「食べる姿勢」とは?

 お子さんが食べているときに、次のことができているでしょうか。
あごを上げない:飲み込むときにあごが上がっていると、食べ物が気管に入りやすくなります。これは大人になり、高齢になってお口の機能が弱ってくると、誤嚥や窒息のリスクとなります。
机やいすの高さがからだに合っている:食べることは手と目と口の協調運動ですから、机の高さが合っていないと、手が動かしにくいので食べにくいです。お子さんは自分で机やいすを選べませんから、親御さんのほうで環境を整えてあげましょう。
背筋が伸びている:猫背の姿勢でものを食べると、お口まわりの筋肉が動かしにくいです。一方、背筋が伸びた姿勢だと、体幹が安定するので、お口まわりの筋肉やあごをリズミカルに動かしやすくなります。
足の裏が床についている:足の裏が床についていると、踏ん張れるので飲み込みやすくなり、しっかり噛めるようになります。お子さんが小さくて足の裏が床につかないなら、台を置きましょう。
                     * * *
 お口の機能は加齢により低下していきます。でも子どものころからお口の機能がしっかり育っていれば、高齢になってからの低下も緩やかになります。正しい「食べる姿勢」は、健康な歯と同じく、お子さんにとって将来の財産となることでしょう。  


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