歯科衛生士求人をお探しなら人気の歯科医師求人専門サイト 歯科求人.comへ

患者さん向け待合室で読める1・分・間コラム~nico 2022年5月号より~

2022年5月号

nico 2022年5月号(新聞クイント6月号掲載分)
『プラスαの支えでよく噛める!人生100 年時代の快適入れ歯計画』より 亀田行雄(埼玉県開業/有床義歯学会会長)

nicoの購入はこちらから


 部分入れ歯は上手に使いこなしている方も多いとはいえ、じつは噛む力をバランスよく受け止めるのが難しい治療です。
 部分入れ歯のバネをかけている支えの歯は、噛むたびに揺さぶられるので傷みやすいです。その歯が抜けてしまったら、別の歯を支えにするしかなく、歯を失うたびに部分入れ歯が大きくなっていきます。
 残った歯を守りつつ、入れ歯の違和感を軽減するにはどうしたらよいでしょうか。そのヒントとなるのが、「プラスαの小さな支え」を新たに入れる治療です。


残っている歯根を支えにする

 プラスαの支えにはいろいろ種類がありますが、まずご紹介するのが、2021年から保険適用された磁石を使う固定装置(磁性アタッチメント)です。残っている歯根に「キーパー」とよばれる金属を設置し、入れ歯には強力な磁石を埋め込んで、磁力で固定します。着脱が楽で、垂直にかかる噛む力への安定性が高いだけでなく、横から強い力がかかったときは磁石が外れて、キーパーを設置した歯根に余分な負担をかけにくいのが利点です。
 もう1つが、ホックタイプの固定装置。残っている歯根に金属のホックを取り付け、入れ歯にはホックをはめる穴を作ります。穴にパチンとはめるだけなので、着脱や扱いがとても楽です。
 両タイプともバネがなく、入れ歯を付けると装置が完全に見えなくなります。ただ、キーパーやホックを設置するには、「健康な歯根が必要な本数残っていること」が条件になります。歯根がグラグラでは設置できません。また、磁性アタッチメントの入れ歯は、MRI 検査の画像に悪影響を与えてしまうデメリットもあります。


インプラントを数本入れて支えにする

支えに使える歯や歯根がなかったり、残った歯を削りたくない場合は、インプラントを数本入れて、それを入れ歯の支えにする方法もあります。
 あごの骨と結合して噛む力をガッチリ支え、力学的にもっとも入れ歯が安定しやすい場所に設置できるのがインプラントの強みです。インプラントを支えとした入れ歯は、違和感を軽減し、治療の繰り返しを止めることにつながります。自費治療ではありますが、少ない本数でできるので一考していただく価値はあると思います。
 人生100 年時代、長くなった老後をすこやかに過ごしたいもの。人生の終わりまで食事を楽しめるよう、プラスαの支えで入れ歯を安定させ、定期的にメインテナンスに通って具合の良い状態をずっと維持していきましょう!  


歯科医師求人のことなら【歯科医師求人専門サイト 歯科求人.COM】 概要

サイト名 歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士求人サイト 歯科求人.COM
所在地 03-5842-2270
FAX 03-5800-7597
メールアドレス info@quint-j.co.jp
URL http://quint-j.co.jp/shikaqjincom/homes/
業務内容 歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士の求人サイト
日本
都道府県 東京都
市区町村 文京区本郷

歯科求人を探している方向けのお役立ちコラム

歯科求人を探している方向けのお役立ちコラム一覧はこちら