さる11月29日（土）、宮崎市民文化ホール（宮崎県）において、「大阪セラミックトレーニングセンター宮崎校20周年記念講演会」（大阪セラミックトレーニングセンター宮崎校主催、片岡繁夫所長、佐々木正二校長、宮崎校OB会後援）が開催された。同校は昨年30周年を迎えた大阪セラミックトレーニングセンター（片岡繁夫所長、脇田太裕校長）の分校として、天然歯形態をより詳しく習得することを目標に、1995年にスタートした。20周年を記念する本講演会の会場には、同校OBや縁のある歯科技工士、約200名が参集した。演者および演題は以下のとおり。
（1）「Organic Occlusion 成長発育に基づく咬合論」（週末17期卒、前川泰一氏、前川デンタルラボ）
（2）「Basic color reproduction & value control of HT ZR」（全日13期卒、藤崎啓太氏、パシャデンタルラボラトリー）
（3）「CAD/CAM 機器の選択基準」（週末7期卒、橋本 誠氏、DELアーチ）
（4）「私の日常臨床」（全日5期卒、菊池麻衣氏、I.S.Dental）
（5）「欠損補綴におけるリムーバブルデンチャー（可撤性義歯）の存在意義」（週末3期卒、下田昌幸氏、マスタリィデンタルラボ）
（6）「色調再現のメカニズム- within a long distance -」（週末2期卒、徳冨博和氏、ART BOX BOSTON）
＊徳冨氏はVTR講演
本講演会の演者はすべて同校のOBが招聘されていた。2期の徳富氏から17期の前川氏まで幅広い年代から招聘された演者らは、講演のテーマも、セラミックスはもちろん、咬合、CAD/CAM、そしてパーシャルデンチャーまで幅広く、同校出身者の多岐にわたる活躍ぶりがうかがえる講演会となった。また、講演会終了後には、宮崎市内のライブハウスに場所を移して記念パーティーが行われ、大いに盛り上がった。
