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社会|2023年5月3日掲載

MID-G

「歯科界の未来への展望」をテーマに総会が盛況

対談では今後の歯科界の課題・展望などについて意見が交わされた。
対談では今後の歯科界の課題・展望などについて意見が交わされた。
 3月26日(日)、Doctorbook academyにて、2022年度MID-G総会(栗林研治代表理事)がWeb配信された。

 本総会は理事の鬼頭広章氏(愛知県開業)の司会のもと、午前は田口円裕氏(東京歯科大学教授)による特別講演「今後の歯科医療提供体制の在り方について」、デヴィ・スカルノさん(タレント)とMID-G執行部による「歯科界の未来への展望」をテーマに対談が行われた。午後は荒井昌海氏(MID-G最高顧問、東京都開業)によるIDS2023の報告がなされ、11,034名が視聴した。

 田口氏の講演では、厚生労働省での歯科保健医療政策策定などの長年にわたる経験から、歯科に関するさまざまな国の施策について解説がなされ、特に今後重要となる口腔機能の維持向上を目標とした医療、地域単位での医療について言及された。

 続くスカルノさんと執行部の栗林氏(東京都開業)、呉本勝隆氏(大阪府開業)、白㟢 俊氏(香川県開業)、山井裕生氏(神奈川県開業)、鬼頭氏との対談では、歯科界の未来への展望や働き方などのさまざまなテーマについて意見交換がなされた。

 その後、荒井氏より3月14日から18日にドイツ・ケルンで4年ぶりに開催されたIDS2023の報告が行われた。AIやクラウドを中心に、デジタルスマイルデザイン、矯正治療、口腔内スキャナー、デジタル咬合器、3Dプリンター、デジタル教育ツールなどが紹介された。また、執行部を交えてのディスカッションでは、新製品の日本での導入時期やIDSに参加する意義などが語られた。

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