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ファイナルプロビジョナルレストレーションの製作法

【読み】
ふぁいなるぷろびじょなるれすとれーしょんのせいさくほう
【英語】
how to make final provisional restoration
【書籍】
患者一人ひとりに真に調和した咬合面のつくりかた
【ページ】
22

キーワード解説

 ファイナルプロビジョナルレストレーションの製作法には、アナログ法とデジタル法の2つの方法があり、それぞれに利点・欠点がある。アナログ法での製作ステップは、1)ハンドピースにて形態修正、2)ラボスキャナーにてスキャン、3)CADにて微調整、4)CAM・加工機にて削り出し、5)模型上にて適合・調整となる。利点は、現物を見ながら削合ができることであるが、削合するため一発勝負となることが欠点といえる。一方、デジタル法での製作ステップは、1)ラボスキャナーにてスキャン、2)CADにて形態調整、3)CAM・加工機にて削り出し、4)模型上にて適合・調整となる。利点は、失敗しても元に戻せることであるが、パソコン上での作業のため少し訓練が必要なことが欠点といえる。