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エクスターナルバットジョイント(外部連結機構)

【読み】
えくすたーなるばっとじょいんと(がいぶれんけつきこう)
【英語】
external butt joint
【書籍】
基本から学び直すインプラント補綴
【ページ】
14

キーワード解説

インプラント補綴装置とアバットメントの連結機構の1つで、インプラントプラットフォームからわずかに外側性に突出した構造部をアバットメントが取り囲みながら、スクリューで固定する機構である。突出部は六角形など多角形態をとる。回転や動揺に抵抗性を有するが、高径が低いため、インプラント体内部に入り込むようにアバットメントを連結するインターナルバットジョイント(内部連結機構)に比較して、側方力に対する抵抗力が低い。そのため、スクリューの緩みやマイクロギャップの発生、微少漏洩(マイクロリーケージ)によるインプラント周囲の感染が報告されている。一方で、上部構造の製作が容易であることや、着脱が容易であること、平行性への許容が大きく複数本のインプラント体の連結には有利にはたらくことなどの利点がある。