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トップダウントリートメントデザイン

【読み】
とっぷだうんとりーとめんとでざいん
【英語】
top down treatment design
【書籍】
Dr.マルオの歯科大学では教えてくれないヒト・モノ・カネ・情報
【ページ】
124

キーワード解説

 治療の重要度を患者に理解してもらったうえで、患者とじっくりと話し合い、時間的・経済的制約や審美的な希望、外科手術の有無などを考慮しながら取捨選択することで、その患者特有の真の「理想的治療計画」が立案できるというコンセプトに基づく治療提案。著者の丸尾自身が命名(商標登録済)し、治療計画を立案するうえで推奨している方法である。
まずは、その患者の口腔内を機能的・審美的にベストな状態に回復し、長期にわたり良好な予後を保てる治療を提案する。そして、Evidence-Based Medicineの考え方で重要とされている、患者の希望や予算、歯科医師の技術面などの要素を患者とすり合わせ、現実的に受け入れられる治療へ落とし込むことで、最良の治療提供をめざす。