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Controlled Sulcular Dis-epithelization

【読み】
こんとろーるどさるきゅらーでぃすえぴせらいぜーしょん
【英語】
Controlled Sulcular Dis-epithelization
【書籍】
イノベーション・オブ・ラミネートベニア
【ページ】
275

キーワード解説

 Controlled Sulcular Dis-epithelizationとは、Scutellàらが2017年に提唱したバーティカルプレパレーションのガイドラインのひとつ。バーティカルプレパレーションにおけるジンジタージュを「内縁上皮の歯肉溝内におけるわずかな剥皮(peeling)」と定義づけ、その位置は遊離歯肉辺縁を基準とすること、そして深さは遊離歯肉辺縁から1mm以内にすべきであるとし、臨床的に応用可能な術式であろうとした。これは、すでに発表され多くの術者によって実践されているLoiの「BOPT」におけるジンジタージュではその位置や深さの基準が示されていないことから、同術式を行う術者にとっても有用なガイドラインのひとつとなっている。