タスク・シフト/シェア
- 【読み】
- たすく・しふと/しぇあ
- 【書籍】
- 歯科衛生士 2024年9月号
- 【ページ】
- 102
キーワード解説
タスク・シフト/シェアとは、医師の業務負担を軽減し、医療の質をより良いものにするための取り組みである。医師の長時間労働の削減に向けた解決策の1つとして取り組むべき、とされてきたのが医師から他職種への「タスク・シフティング」、直訳すれば「業務の移管」である。また、2019年7月には各職種の職能団体や関連団体を集め、ヒアリングが行われ、そこでは単に「業務を移管する(タスク・シフティング)」だけでなく、業務によっては、「共同して行う(タスク・シェアリング)」ほうが安全であったり、効率的であったり、また、実現可能であったりと、数々の「タスク・シェア」の提案も行われた。そのため、その後の検討会では「タスク・シフト/シェアの推進」という名称が用いられるようになった。