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switch eyes

【読み】
すうぃっちあいず
【英語】
switch eyes
【書籍】
マイクロスコープ動画88本で学ぶ! 精密補綴処置
【ページ】
137

キーワード解説

菅原が提唱する、支台歯形成時の“利き目の使い分け”のこと。たとえば、前歯部は隣接面形成時に口唇の影響がないため、利き目で見ても影響が少ないが、後方歯にいくに従って口唇や口角を排除したわずかな隙間から見ることになり、隣接面の奥行きが狭くなる。そのため、遠心面を形成する際には遠心面側に近い目を主にして、左右の歯で使う目を切り替えると確実に見える使い方になる。これに対し、逆の目の使い方をすると、口角にふさがれて片目がまったく見えず、立体視ができていない状態となる。映像撮影することを目的とするなら、カメラが搭載されている側の目を主にすることで映像の完成度が上がるため、目的に応じて主に使う目を切り替えるとよい。