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ユニボンド ヴィンテージ バリュープラス陶材

【読み】
ゆにぼんどう゛ぃんてーじばりゅーぷらすとうざい
【英語】
UNIBOND VINTAGE Value Plus Porcelain
【書籍】
QDT 2024年10月号
【ページ】
82

キーワード解説

山本が1991年に開発した松風社の歯科用陶材システムであるバリューコンバージョンシステムにおいて、中心となる陶材(現在は販売中止)。この陶材を同じ色調のデンティン陶材と混合することで、彩度と色相を大きく変化させずに明度だけを上げることができる。同じく山本が開発し、1989年に松風社から販売されていたオパール陶材の開発時、エナメル陶材に添加するピグメント(顔料)を光の波長よりも微細にしていくことで、同じピグメントを同じ分量添加しているにもかかわらず、エナメル陶材が明るくなるという現象に着目したことが、ユニボンド ヴィンテージ バリュープラス陶材を開発するきっかけとなった。