部分床義歯の構造
- 【読み】
- ぶぶんしょうぎしのこうぞう
- 【英語】
- structure of partial denture
- 【書籍】
- nico 2024年11月号
- 【ページ】
- 12
キーワード解説
部分床義歯は、大きく分けて次の5つのパーツから構成される。1)歯を失った場所の顎堤に被さる「床(しょう)」、2)床に埋め込まれる「人工歯」、3)床の支えとなる歯に装着される「レスト」や「クラスプ」、4)床が両側にまたがる場合にそれぞれの床をつなぐ「大連結子」、5)レストやクラスプを床や大連結子とつなぐ「小連結子」。
自費診療の義歯では、保険診療の義歯と違い、使用できる材料に制約がなく、設計の自由度も高い。たとえば、床の材料を薄い金属に変えて装着感を良くしたり、クラスプを使わない固定方法を選べる。