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口輪筋下への形成

【読み】
こうりんきんかへのけいせい
【英語】
suborbicularis-preparation
【書籍】
硬・軟組織マネジメント大全
【ページ】
201

キーワード解説

口輪筋下への形成とは、おもに上顎前歯部の骨造成時に唇側フラップのさらなる減張が必要なときに用いられる手法である。「サブオルビクラリスプレパレーション」とよばれる場合もある。口輪筋は、口の周りを円状に囲んでいる表情筋を指し、口を閉じたり唇を突き出したりする動作を支える筋肉である。この筋肉下へアクセスし減張を加えることで口唇の内面がフラップとして機能するようになる。ただし、上顎前歯部唇側には眼窩下神経が存在するので注意が必要である。