発酵性糖質
- 【読み】
- はっこうせい
- 【英語】
- fermentable
- 【書籍】
- 歯科衛生士 2024年12月号
- 【ページ】
- 34
キーワード解説
発酵性とは、代謝されて細菌のエネルギーとなるとともに、副産物として酸が産生される性質のこと。糖質には発酵性のあるものとないものがあり、あるものを発酵性糖質という。スクロース、グルコース、フルクトース、ラクトース、マルトース、ガラクトース、加工デンプンは発酵性糖質である。一方、口腔細菌に代謝されないため、エネルギーにもならず酸も出さないキシリトール、エリスリトールなどの糖アルコール類、オリゴ糖類、非糖質系甘味料であるアスパルテーム、ステビア、スクラロースなどは非発酵性糖質となる。