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3D歯列モデル分析

【読み】
すりーでぃーしれつもでるぶんせき
【英語】
3D dentition model analysis
【書籍】
JAO[Journal of Aligner Orthodontics]日本版 2025年No.1
【ページ】
131

キーワード解説

口腔内スキャンや歯列模型のスキャンによりデジタル化された歯列と歯肉のデータ、あるいはCBCT撮像によって得られた画像データを統合した矯正分析。矯正分析専用のソフトウェアやCBCT機器・矯正歯科治療システムに付帯するソフトウェアなどによって自動的に行われることが多い。たとえば、従来のアライナー矯正治療では、口腔内スキャナで得られた歯列および歯肉の情報のみを用いて矯正分析が行われていたが、近年では各システムのソフトウェアにCBCTデータを統合する機能が備わりつつある。歯列や歯肉のみならず歯根、歯槽骨、顎骨の画像データを合成する、あるいは分割表示することで、より詳細で多角度から検討できる3D歯列モデル分析が可能となっている。