全国アビリンピック
- 【読み】
- ぜんこくあびりんぴっく
- 【英語】
- Abilympics Japan
- 【書籍】
- QDT 2025年4月号
- 【ページ】
- 120
キーワード解説
全国障害者技能競技大会。「アビリンピック」は「アビリティ(能力)」と「オリンピック」を合わせた造語。障害者が日ごろ培った技能を互いに競い合うことを通じて、職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の障害者雇用に対する理解を深め、その雇用を促進することを目的として高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催している。参加資格は身体障害者手帳、療育手帳もしくは精神障害者保健福祉手帳を有する者、またはこれに準ずる判定を受けている障害者で、開催年度において満15歳以上と規定されている。1972年に第1回大会が開催され、歯科技工競技は1994年から公開競技として採用されている。歯科技工競技の競技種目は歯型彫刻であり、2022年からはCADソフトを用いたデジタルカービングの方式に移行している。