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カラベリー結節

【読み】
からべりーけっせつ
【英語】
Carabelli cusp
【書籍】
歯科衛生士 2025年4月号
【ページ】
55

キーワード解説

カラベリー結節は、上顎第一大臼歯や上顎第二乳臼歯の近心舌側咬頭の舌側部にみられる過剰な突起のことで、発生の理由は不明である。頻度としては、上顎第二乳臼歯(10~25 %)、上顎第一大臼歯(20~40 %)、上顎第二大臼歯(1~4 %)で、両側に見られることが多く、まれに第三大臼歯にもみられる。第五咬頭ともいわれ、第一大臼歯より第二乳臼歯のほうに多い。乳歯にみられる異常結節のなかでもっとも多い結節である。