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エアローターストリッピング

【読み】
えあろーたーすとりっぴんぐ
【英語】
air-rotor stripping
【書籍】
アライナー矯正治療戦略
【ページ】
44

キーワード解説

1985年にSheridanが発表した、エアタービンを用いたIPR(Inter-Proximal Reduction、隣接面削合)の方法で、合計5mm以上のディスクレパンシーを解決するために、臼歯の隣接面を削合する。エアタービン専用バーでコンタクトを切削後、コントラアングル用のファイルで仕上げると患者の不快感が少なく済む。エアタービン専用バーは、一般歯科治療における削合とは異なり歯肉の下部鼓形空隙部から歯冠側に向けて引き上げながら用いる。そうすることで、不必要なステップの形成や斜走切削のリスクを回避する。