QDT

歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌

2025年に創刊50周年を迎える「QDT」は、これからも「歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌」。歯科医師による確かな手技と、歯科技工士による質の高い補綴装置製作が求められる補綴歯科臨床。そこには、それぞれの職分における技術の研鑽はもちろん、お互いの仕事に対する相互理解および共通言語 が欠かせない。「QDT」は、技術面でもコミュニケーション面でも歯科医師と歯科技工士がともに読める誌面づくりを実践。「QDT」は、歯科医師と歯科技工士の役に立つ。

月刊、年12冊
1部定価:2,420円(本体 2,200円+税10%)

QuintMobile

弊社雑誌『ザ・クインテッセンス』『歯科衛生士』『Quintessence DENTAL Implantology』『QDT』他書籍にも掲載の治療テクニックが動画で閲覧可能になりました。より幅広いジャンルにわたって歯科情報をお届けする動画アプリ『QuintMobile』をぜひご利用ください。

QuintMobileの使い方

最新号のご案内

QDT

2025年3月号

  • 目次
  • 次号予告

Feature article
#1
デジタル技術を駆使した検査・診断からのトータル技工
後編:大規模な補綴治療の初診時から最終補綴装置装着に至る
デジタル&アナログワークフロー

中島清史/奥平大輔/中島世陽

#2
モデルカットテクニックを応用したIOSフルデジタルの勘所

髙瀬 直

インタビューと症例から探る若手臨床家のラーニングカーブ
step ahead No.182 植原 亮

Reading Matter
Guest Editorial
第156回 Mr. Willi Gellerのご逝去によせて
小田中康裕

リレー連載 時代をつくる歯科医師・歯科技工士たち
それぞれのハードルを乗り越えて

第3回 価値観を共有できる歯科技工士と出会うことのたいせつさ
鈴木宏樹

連載 「大阪セラミックトレーニングセンター」40年の歴史を刻んだヒト・モノ・コト
第3回 トレセンの土台を築いていただいた講師たち
片岡繁夫

QUINTESSENZ ZAHNTECHNIK QZ DIGEST
2024, 9
岡部和幸

Clinical Article
連載 義歯臨床の成功率を高めるBPS
─その理論とテクニックを整理する─
第3回 可動域の記録と簡易咬合採得
松田謙一

連載 Road to Modelless Ⅱ
モデルレス時代に向けてデジタル機器を使いこなすために
第3回 加工機に対する日々の管理
藤松 剛

QDT Beginners Manual
for Dentist
連載 印象採得 
第3回 クラウン補綴治療における印象採得
髙山祐輔

連載 前歯部支台歯形成 
第1回 中切歯
荻原太郎

for Dental Technician
連載 咬合器マウント
第3回 バイト材のトリミング
千葉優友/佐藤由依/原 久美子/武藤和子/福田真美/長谷川篤史(監修)

連載 Ⅰ級の人工歯排列
第3回 男性的前歯排列と臼歯排列のためのモデルアナリシス
須藤哲也

NEXT GENERATION 新鋭歯科技工士症例集
フェイシャルカットバックフレームで審美を求めた症例
下神田雄太

Topics & Information
Quint Web Site Topics Ranking

News & Topics
「第35回 全国国立大学病院歯科技工士協議会代表者会議」に参加して
濱村俊一

「一般社団法人日本臨床歯科CADCAM学会第10回学術大会」に参加して
田代太一

「第9回有床義歯学会学術大会」が開催 「今こそ知りたいパーシャルデンチャー」をテーマに
編集部

New Products Outlook

Meetings

Next Issue/From Editors


MASTERPIECE
鈴木 淳

Feature article #1
治療用義歯が導く多数歯欠損患者の咬合再構成審美と機能の融合を目指して(前編)

鈴木英史

 2024年11月号の本誌「Guest Editorial」に、「義歯は道具だ! 使いこなすためのトレーニングの重要性」と題したコラムを寄せた筆者が予告どおり登場。多数歯欠損患者における咬合再構成の治療方針について、とくに治療用義歯を用いたアプローチを中心に、患者の主訴や要望、義歯への適応能力、咀嚼能力の評価など、患者個別のニーズを重視した診療方針の重要性を強調。また、咬合再構成における「残存歯の影響を受けない方法」と「残存歯を活用する方法」を示し、それぞれのメリット・デメリットを患者と共有しながら最適な治療法を選択することを提案。機能と審美の回復を第一に、単なる義歯製作理論に陥らない筆者独自の理論を展開していく。

Feature article #2
審美修復に必要な臨床形態学
前編:天然歯の形態分析と9分割形態分析法

都築優治

 前歯部審美領域の補綴修復治療において、形態選択や排列操作は、患者の個性表現に直結する。しかしながら、臨床では口腔内の環境や条件によって何らかの制限がかかっていることが多く、そこに患者の要望が加わることで、天然歯の解剖学や形態学がしばしば当てはめられないシチュエーションも生じてくる。そのため、補綴修復治療においては、天然歯の基礎形態学に加え、臨床形態学の要素が大いに必要となってくる。そこで今回は、前後編を通じて、都築優治氏(Ray Dental Labor)に基本となる天然歯の形態分析と、そのうえで臨床的に形態を作り出すためのコンセプトである「9分割形態分析法」についてご解説いただく。

※内容は変更となる場合がございます。