QDT
歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌
「QDT」は、「歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌」。創刊以来、48年。とくに2000年代初頭からは「歯科医師と歯科技工士のコミュニケーションの重要性」に着目。補綴・修復治療の成功のためには、歯科医師と歯科技工士の「共通言語」が不可欠。「QDT」はそのために、歯科医師と歯科技工士がともに読める誌面づくりを実践。歯科医師、歯科技工士それぞれに向けた記事や、コミュニケーションの実例などを、つねに新鮮な著者陣に依頼。もはや、「QDT」は歯科技工士だけの雑誌ではありえない。「QDT」は、歯科医師と歯科技工士の役に立つ。
月刊、年12冊
1部定価:2,420円(本体 2,200円+税10%)
QuintMobile
弊社雑誌『ザ・クインテッセンス』『歯科衛生士』『Quintessence DENTAL Implantology』『QDT』他書籍にも掲載の治療テクニックが動画で閲覧可能になりました。より幅広いジャンルにわたって歯科情報をお届けする動画アプリ『QuintMobile』をぜひご利用ください。
最新号のご案内
QDT
2024年6月号
- 目次
- 次号予告
MASTERPIECE
調和を求めた前歯部修復における審美的アプローチ
岸本憂太
Guest Editorial
第148回 歯科技工士試験合格者数が800名を割る時代を迎えて
八巻賢一
Feature article #1
Digital scanning under rubber dam:ラバーダム下の光学印象採得
─デジタル時代の新しい手技とその考察─
柏木 了
Feature article #2
前歯部審美インプラント治療におけるエマージェンスプロファイルとエマージェンスアングル
後編:臨床的なエラーが起きてしまった場合の対応
奥田浩規/伊藤彰規
インタビューと症例から探る若手臨床家のラーニングカーブ step ahead
No.173 小松 徹
連載 精度の高いキャストパーシャルデンチャー製作法
第6回(最終回) コンビネーションシンドロームを防ぐ義歯治療(後編)
─最終排列から完成まで─
山田秀典/監修:松本勝利
連載 基礎から学ぶフェイシャルカットバック法を用いた陶材築盛
第6回(最終回) 形態修正と仕上げ(後編)
伊原啓祐
連載 デジタル化で日本の歯科技工界にチャンス到来?!
第1回 零細ラボが大手ラボに勝てる時代へ
尾尻恵祐
連載 QDT Beginners Manual for Dentist
歯肉圧排
第2回 上顎中切歯の歯肉圧排(後編)
~印象採得のための歯肉圧排~
井上 謙
連載 QDT Beginners Manual for Dentist
プロビジョナルクラウンの製作
第4回(最終回) チェアサイドにおけるプロビジョナルクラウンの製作
~餅状レジンによる圧接法~
髙岡亮太/野村健一
連載 QDT Beginners Manual for Dental Technician
石膏模型製作
第6回(最終回) 石膏模型の完成
清田 龍/山下陽大/髙田舞子/監修:中村悠介
連載 QDT Beginners Manual for Dental Technician
模型上での適合調整
第6回(最終回) プレスセラミックインレーの適合調整②
伊藤 陸/石原光陽/滝沢琢也
QUINTESSENZ ZAHNTECHNIK QZ DIGEST
2023, 12 岡部和幸
NEXT GENERATION 新鋭歯科技工士症例集
矮小歯への補綴的アプローチ
松本捷吾
Topics & Information
Quint Dental Gate Topics Ranking
News & Topics
「159th Chicago dental society 2024 midwinter meeting」開催 2万人あまりの参加者に加え、シカゴ市内で多数のミーティングが同時開催
編集部
「大阪セラミックトレーニングセンター40周年記念パーティー」が開催される OBを中心に250名以上が参集
松山真也
Technical information
exocadのソフトウェア品質保証および医療ソフトウェア開発ディレクターである、Dr. Paul SchnitzspanがSmile Creator
モジュールの最新機能について紹介
Paul Schnitzspan(提供:exocad)
New Products Outlook
Meetings
Next Issue/From Editors
MASTERPIECE
荒木康成
Feature article #1
単独インプラント上部構造製作のための新規光学印象採得法の提案
宮園祥爾
近年、インプラント支持型クラウンのプロビジョナルレストレーションの歯肉縁下形態を正確に再現する方法として、IOS(Intra Oral Scanner、口腔内スキャナー)を用いたIntra and Extra-Oral Scanning(以下、IEOS)テクニックが報告されている。本法を応用することにより、石膏模型製作に特有のシリコーン印象材の重合収縮や石膏の硬化膨張を避けた、より適合の良いクラウンの製作が可能になることは周知のとおりである。
こうしたメリットをもつIEOSテクニックであるが、日々の臨床・研究で得られた知見から、より一層の効率化を提唱するのが宮園祥爾氏(歯科医師・福岡歯科大学咬合修復学講座冠橋義歯学分野 助教)である。そこで本稿では宮園氏から、従来のIEOSテクニックに対し、①チェアタイムの短縮化、②光学印象時のエラー回避、③ラボサイドによるアバットメントパーツの多選択化、の3 点を改善したという新規テクニックについてご紹介いただく。
Feature article #2
モノリシックの強度とレイヤリングの審美性を両立するセラミックス修復のコンセプト
マイクロレイヤリングテクニックとその専用陶材のワークフロー
荒木康成
近年では、ジルコニアや二ケイ酸リチウムの審美性が向上したことで、モノリシックで仕上げるケースが増えただけではなく、レイヤリング法においても、従来のフルカットバックからの多色(層)築盛のみではなく、唇側のみをカットバックするフェイシャルカットバックテクニックや、それよりもさらに築盛スペースが少ないマイクロレイヤリングテクニックなど、陶材築盛量を極力少なくして仕上げる症例も一般的になってきている。そこで来月号では、荒木康成氏(Aデンタルラボ合同会社)にマイクロレイヤリングテクニックについて整理していただいたうえで、マイクロレイヤリング用に開発された陶材についてもご紹介いただく。
※内容は変更となる場合がございます。