QDT

歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌

2025年に創刊50周年を迎える「QDT」は、これからも「歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌」。歯科医師による確かな手技と、歯科技工士による質の高い補綴装置製作が求められる補綴歯科臨床。そこには、それぞれの職分における技術の研鑽はもちろん、お互いの仕事に対する相互理解および共通言語 が欠かせない。「QDT」は、技術面でもコミュニケーション面でも歯科医師と歯科技工士がともに読める誌面づくりを実践。「QDT」は、歯科医師と歯科技工士の役に立つ。

月刊、年12冊
1部定価:2,420円(本体 2,200円+税10%)

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QDT

2025年2月号

  • 目次
  • 次号予告

Feature article
#1
デジタル技術を駆使した検査・診断からのトータル技工
前編:ジルコニアボーンアンカードブリッジ製作のためのシェードテイキングおよび歯肉色再現テクニック

中島清史/奥平大輔/中島世陽

#2
歯科における「色調構築」の再考
後編:口腔内でマッチングさせるためのさまざまな要素

小田中康裕

MASTERPIECE
前歯部少数歯補綴治療における調和を症例から考える

滝澤 崇

インタビューと症例から探る若手臨床家のラーニングカーブ
step ahead No.181 武市拓郎

Reading Matter
Guest Editorial
第155回 「ヤマキン歯科技工士養成所」の新設にあたって
大西隆史

リレー連載 時代をつくる歯科医師・歯科技工士たち
それぞれのハードルを乗り越えて
第2回 英語力ゼロで海外へ渡り、歯科技工士と語学学生との二足のわらじで就労ビザ取得
渡部正己

連載 「大阪セラミックトレーニングセンター」40年の歴史を刻んだヒト・モノ・コト
第2回 1980年、大阪セラミックトレーニングセンター開校の引き金となった渡米と帰国後の動き
片岡繁夫

Clinical Article
連載 義歯臨床の成功率を高めるBPS
─その理論とテクニックを整理する─
第2回 概形印象
松田謙一

連載 Road to Modelless Ⅱ
モデルレス時代に向けてデジタル機器を使いこなすために
第2回 デジタル化におけるミリング加工の重要性 ②安定性
藤松 剛

QDT Beginners Manual
for Dentist
連載 印象採得
第2回 オーバーレイ(オクルーザルベニア)治療における印象採得
髙山祐輔

for Dental Technician
連載 咬合器マウント
第2回 マウント前の模型のチェック
千葉優友/佐藤由依/原 久美子/武藤和子/福田真美/長谷川篤史(監修)

連載 Ⅰ級の人工歯排列
第2回 正確で審美的な上下顎前歯部排列手技(女性編)
須藤哲也

NEXT GENERATION 新鋭歯科技工士症例集
画像合成試適で底上げされた色調再現技術
大坂圭彦

Topics & Information
Quint Web Site Topics Ranking

News & Topics
「第9回 日本臨床歯科学会合同例会 in 名古屋」開催
歴史ある劇場を舞台に約700名が参集する盛会に
編集部

「VIVO~気鋭の歯科医師・歯科技工士による審美の創出」開催
伴 依美里/小渕健二朗/日野卓哉

第231回大阪SJCD(日本臨床歯科学会大阪支部)例会「技工士祭り!!」開催 対面とWeb配信のハイブリッド講演で合計450名以上が参加
編集部

New Products Outlook

Meetings Next Issue/From Editors


MASTERPIECE
峯崎稔久

Feature article #1
デジタル技術を駆使した検査・診断からのトータル技工(後編)

中島清史/奥平大輔/中島世陽

 2月号の前編では、フルアーチのジルコニア製ボーンアンカードブリッジの製作に関し、「シンタリングリキッドとセラビアンZRプレスLF ステインの使用方法」「自家製歯肉色カスタムカラーガイドの製作」「自家製歯肉色カスタムカラーガイドを使用した歯肉色陶材築盛テクニック」といった技工テクニック面について詳説した本企画。続く3月号の後編では、前編で示された1症例をピックアップし、初診時からドキュメンテーション。口腔内スキャナーやフェイシャルスキャナーで採得されたデータおよび顔貌写真などを基に、各社から発売されているソフトウェアを適材適所で選択しながらチェアサイドとラボサイドがデジタルを中心に連携し、最終補綴装置装着にまで到達する過程を示す。

Feature article #2
モデルカットテクニックを応用したIOSフルデジタル技工の勘所

髙瀬 直

 近年ではIOSの普及が進み、臨床に用いられる機会が増えてきた。IOSは患者・歯科医師だけではなく、石膏模型製作に労力を割くことなく補綴装置製作が行える、通称「フルデジタル技工」が行えるという点で歯科技工士にとってもメリットがある。しかし、従来法のように石膏模型上での調整を行うことができないフルデジタル技工では、精度を確保するためにさまざまな工夫も必要になる。そこで来月号では、髙瀬 直氏(Dental Labor GROSS)にモデルカットテクニックを応用したIOSフルデジタル技工の勘所をご紹介いただく。

※内容は変更となる場合がございます。