目次
第1部 義歯の基本を理解しよう
〜義歯の基本構造とその役割〜
歯がなくなると生体はどう変化するのでしょうか?
歯の喪失は、生命維持にも関わる大きな問題
介護予防の一環として、口腔機能を考えよう
生体に適合した義歯はQOLにどれだけ貢献するのだろうか?
部分床義歯を学ぼう
部分床義歯の構成要素
部分床義歯のさまざまな維持装置に強くなる
維持装置その(1) クラスプ(クラスプデンチャー)
維持装置その(2) アタッチメント(アタッチメントデンチャー)
維持装置その(3) テレスコープ(コーヌスクローネンテレスコープデンチャー)
総義歯を学ぼう
総義歯の構成要素
総義歯の「適合」のメカニズムを理解しよう
総義歯のバリエーション
総義歯装着患者さんの咬合様式
第2部 必ずマスターしておきたい 義歯製作のベーシックアシスタントワーク
チェア導入時に行うこと(1)
〜義歯をすでに装着している患者さんの場合〜
歯科衛生士として、まずどこに着眼すべき?
チェア導入時に行うこと(2)
〜義歯をはじめて装着する患者さんの場合〜
伝えておかなければならないことは?
印象採得のアシスタントワークに必要な知識と技術・1
義歯アシスタントワーク時に準備するもの
印象採得時に準備するもの
アルジネート印象採得時に準備するもの/コンパウンド印象採得時に準備するもの/シリコーン印象採得時に準備するもの
印象採得のアシスタントワークに必要な知識と技術・2
印象採得の2つの目的を知ろう
印象採得のアシスタントワークに必要な知識と技術・3
印象材の取り扱いかた
アルジネート印象材の取り扱いかた
コンパウンド印象材の取り扱いかた
シリコーン印象材の取り扱いかた
2種の印象材を用いる連合印象
印象採得のアシスタントワークに必要な知識と技術・4
トレーの取り扱いかた
用途によって、トレーは大きく2種類に分類される
既製トレーはどんなトレー?
既製トレーの特徴/既製トレー使用時のサイズ選択と調整
個人トレーはどんなトレー?
個人トレーは、その患者さん専用のトレーです
印象採得のアシスタントワークに必要な知識と技術・5
トレーへの印象材の盛り上げかた
理想的な印象材の盛り上げを理解しよう
練和からトレー盛り上げまでの流れとポイント
よくありがちな、盛り上げの失敗
上手に盛り上げないと、どんな弊害が生じるのでしょうか?
こんなところに失敗の種が潜んでいる 印象材盛り上げ時のチェックポイント
印象採得のアシスタントワークに必要な知識と技術・6
印象採得直前のアシスタントワーク
印象採得前に患者さんに説明しておくべきこと
印象採得前の患者さんの口腔内チェックポイント
印象採得のアシスタントワークに必要な知識と技術・7
印象採得時のチェアのセッティング・患者さんの体位
印象採得時のセッティング
上顎の印象採得を行うときのセッティング/下顎の印象採得を行うときのセッティング/腰が痛い&曲がっている患者さんの印象採得を行うときのセッティング
印象採得のアシスタントワークに必要な知識と技術・8
トレー保持のアシスタントワーク
総義歯印象採得時のトレー保持のアシスタント
部分床義歯印象採得時のトレー保持のアシスタント
トレー保持アシスタントワークの実際
保持アシスタントワーク中に注意したいこと
患者さんにトレー保持をお願いするときのポイント
保持しているときにトレーが動いてしまったら……
印象採得のアシスタントワークに必要な知識と技術・9
印象採得後の印象材の処理方法
唾液や血液で汚れている場合はすぐ水洗しよう
石膏を注入するまでの間の放置方法
アルジネート印象材の印象採得後の放置方法/コンパウンド印象材の印象採得後の放置方法/コンパウンド・アルジネート連合印象を行ったときの印象採得後の放置方法/シリコーン印象材の印象採得後の放置方法
印象採得のアシスタントワークに必要な知識と技術・10
石膏の取り扱いかた
石膏には、使用目的に応じて種類があります
石膏の注ぎかたの基本
理想的な状態をしっかり理解しよう
石膏の注ぎかた ステップでマスター どうやって注ぐ? (下顎義歯の場合)
石膏の注ぎかた ステップでマスター どうやって注ぐ? (上顎義歯の場合)
石膏模型 よくある失敗とその対策法(1) 気泡対策
石膏模型 よくある失敗とその対策法(2) 石膏の量が不十分
第3部 義歯装着患者へのプロフェッショナル
ケア&セルフケア指導
義歯装着患者の口腔はリスクがいっぱい・1
義歯装着患者の口腔内は変化する
顎堤粘膜の経時的変化を理解しよう
顎堤粘膜の変化で、どんな影響が生じるのでしょう
義歯装着患者の口腔はリスクがいっぱい・2
残存歯が抱えるリスクを理解しよう
部分床義歯にとって、残存歯は要の歯です
残存歯が抱えるリスクには何がある?
プロフェッショナルケアとセルフケア指導・1
口腔粘膜へのプロフェッショナルケアとセルフケア指導
まずどこに着眼する? チェックする?
口腔粘膜ケアの行いかたとポイント
(1) 義歯の清掃不良による病変が生じている口腔粘膜へのプロフェッショナルケア
(2) 舌苔が多く付着した舌のケア方法
(3) 維持装置周辺の汚れが取れていなく、歯肉が炎症を起こしている部位のケア方法
プロフェッショナルケアとセルフケア指導・2
残存歯・維持歯へのプロフェッショナルケアとセルフケア指導
まずどこに着眼する? チェックする?
残存歯・維持歯へのケアの行いかたとポイント
(1) 義歯装着患者へのプロフェッショナルケアは、基本的に通常のプロフェッショナルケアでOK
(2) オーバーデンチャーの支台歯などアタッチメントが装着された歯へのケア方法
(3) プラークコントロールが難しい孤立歯を含む維持歯・残存歯へのケア方法
質問されたら正しく答えたい義歯安定剤のこと
市販されている義歯安定剤は、どんなもの?
義歯安定剤のメリット・デメリット
第4部 義歯の清掃 プロフェッショナルクリーニングとセルフクリーニング指導
義歯の汚れがもたらす、大きなリスク
義歯の汚れは、口腔粘膜に影響を与える
クラスプの汚れは、維持歯に影響を与える
義歯の汚れは、誤嚥性肺炎のリスクを高める
義歯の汚れは、どんなところに付着しやすいのでしょうか?
総義歯の汚れ どこに付着しやすい?
部分床義歯の汚れ どこに付着しやすい?
義歯に対するプロフェッショナルクリーニング・1
総義歯および部分床義歯共通クリーニング時の注意点
クリーニング時に義歯を壊さないように!
クリーニング時に確認しておきたい義歯の状況
義歯に対するプロフェッショナルクリーニング・2
総義歯に対するプロフェッショナルクリーニング
人工歯部および周辺のクリーニング
(1) 歯石沈着が多い場合のクリーニング例
(2) 人工歯部の汚れ(着色)が多い場合のクリーニング例
(3) クリーニングの仕上げは、汚れの質にあわせた化学的洗浄で
粘膜面のクリーニング方法
義歯に対するプロフェッショナルクリーニング・3
部分床義歯に対するプロフェッショナルクリーニング
維持装置別プロフェッショナルクリーニング例
(1) クラスプに付着したプラークのクリーニング例
(2) レスト付2腕鉤のクリーニング例
(3) RPIクラスプ(Iバー)のクリーニング例
(4) ミリングバーアタッチメントのクリーニング例
(5) 磁性アタッチメントのクリーニング例
(6) ミニダルボのクリーニング例
(7) コーヌスクローネンテレスコープデンチャーのクリーニング例
部分床義歯のクリーニング時に気をつけること
部分床義歯のトラブルを発見したらすぐ報告しよう
義歯のセルフクリーニング指導
総義歯・部分床義歯のセルフクリーニング
セルフクリーニングでは何をする?
セルフクリーニングのコンセプト
本人だけではなく、介助者にもアドバイスを
セルフクリーニングのワンポイントアドバイス
質問されたら正しく答えたい義歯洗浄剤のこと
市販されている義歯洗浄剤の種類
義歯洗浄剤のメリット・デメリット
コラム
・ どういう基準で、維持装置は決定されるの?
・ 義歯の汚れ(デンチャープラーク)の正体はデンタル・バイオフィルム