目次
I 対応法への取り組み
1 授乳とう蝕:最近の考え方と対応(井上美津子)
2 乳幼児に対する行政としての取り組み(丹下貴司・五十嵐清治)
3 3歳以降の不協力児への取り組み
Tacticsより“Tender loving care”というStrategyで子どもに接する(米津卓郎)
4 乳幼児期(口唇期・肛門期)から始まる子どもの自律支援(有田信一)
5 遊戯期から学童期の自律・自立支援(佐々木洋)
6 小児歯科診療とストレス(齊藤正人・松岡紘史・安彦善裕・五十嵐清治)
7 食育支援と小児歯科医の取り組み・最新情報 「食べ方」を通した食育推進(向井美惠)
II う蝕処置への取り組み
1 ラバーダム防湿の実際と注意点(犬塚勝昭)
2 Minimal Interventionを考慮した修復治療 全国小児歯科開業医会JSPPのアンケート調査を含む(國本洋志)
3 ここまで来たか接着理論の実際(橋本正則・大野弘機・遠藤一彦)
4 小児歯科における歯髄処置,根管処置の実際 過去の経緯と今日(藤居弘通)
5 乳歯の生理的歯根吸収と歯内療法の最新情報(八若保孝)
III 口腔外傷への取り組み
1 乳歯外傷への取り組み(本川 渉・馬場篤子・尾崎正雄)
2 永久歯外傷への取り組み:修復および固定(宮新美智世・高木裕三)
3 スポーツ歯学の最新情報 子どものスポーツ外傷とマウスガード(石上惠一)
IV う蝕予防への取り組み
1 口腔環境とう蝕予防に関する最近の知見(廣瀬弥奈・八幡祥子・五十嵐清治)
2 う蝕予防のバックグラウンドとその取り組み(藤原 卓)
3 ステファナリシスを用いたう蝕予防管理(奥 猛志)
4 年齢に応じたフッ化物応用の実際 フッ化物製剤(NaF,MFP,SnF2,APF)の使い分けを考える(眞木吉信)
5 小窩裂溝予防填塞材の進化と最新情報 隣接面へのフッ素徐放性接着性レジンの応用(井出正道・朝田芳信)
6 フッ素バーニッシュとは 米国でのう蝕予防における利用状況(飯田博子)
<う蝕予防の最新情報と企業の取り組み>
7 接着性シーラント材料に要求される特性について(クラレメディカル株式会社)
8 MIのコンセプトに基づいた口腔ケア製品(株式会社ジーシー研究所)
9 フッ素リリース&リチャージ機能を有したGIOMER製品(株式会社松風)
10 各種フッ化物製品の開発とう蝕予防への取り組み(株式会社ビーブランド・メディコーデンタル)
11 QLF法による初期う蝕の評価技術について(ライオン株式会社 オーラルケア研究所)
12 フッ化物の応用方法 フッ化物歯面塗布・フッ化物洗口液の使用方法について(サンスター株式会社)
V 咬合誘導への取り組み
1 咬合育成のための歯列の側方拡大における臨床的意義
小児の顎顔面頭蓋と歯列の最近の傾向からの考察(佐橋喜志夫)
2 乳歯列期における不正咬合への取り組み 反対咬合および交叉咬合の実例(居波 徹・前川裕子)
3 混合歯列期における咬合誘導への取り組み Oral Habits中止支援を通して(宮本理恵・大野秀夫)
4 摂食・嚥下と噛まない子への取り組み(弘中祥司・向井美惠)
5 咬合育成と小児歯科医の取り組み(高田 泰)
6 診断分析の実際とその意義,各種診断法の紹介(岩﨑智憲・山﨑要一)
7 学会データの提示と今後の取り組み 萌出時期,乳歯列模型分析値,セファロ分析値等(山﨑要一)
VI 各地域の専門医の取り組み
1 サム小児歯科クリニックでの取り組み(石塚 治)
2 地域医療に配慮した当医院の取り組み(岩寺環司)
3 地域の専門医としての取り組み(髙野博子)
4 地域に生きる小児歯科(森 榮)
5 地域に情報発信できる小児歯科医をめざして(佐藤 厚)
6 「ムーミン歯科へようこそ」(矢尾夕美子)
7 専門医について(嘉ノ海龍三)
8 はしもと小児歯科医院での安全な診療への取り組み(橋本敏昭)
9 局所麻酔時の配慮(坂口繁夫)
10 小児歯科専門医としての取り組み(石井 香)
11 地域における食育への取り組みについて(品川光春)
トピックス
小児歯科領域における再生医療(福本 敏)
歯による個人識別について(橋本正次)
口腔環境に及ぼす唾液の影響(渡部 茂)
歯の形成障害(新谷誠康)
その他:コ・デンタルスタッフ
日本小児歯科学会 認定歯科衛生士制度について(日本小児歯科学会)
索引