目次
■はじめに
第1章
姿勢・把持方法が原因で困ってない?
──なんてったって基本から!!──
Question1
SRPを行うと疲れるのはどうして?
処置後、肩や腰が痛い・辛い……どうしたらいいの?
Question2
SRPを行うと指や指の付け根がとても疲れるのですが、どうすればいいの?
Question3
フィンガーモーションでSRPをしてはだめ?
またSRPにはどんな動きが適しているの?
第2章
まずはここを押さえて問題解決!
─スケーラーを持つ前に重要なこと─
Question1
歯石の有無や、きちんと歯石が取れているかどうか判断するためにはどうすればいいの?
Question2
キュレットはいろいろ種類があるけれど、どのメーカーのものが使いやすい? また何番を揃えたらいい?
Question3
正しいシャープニングができているか自信がありません。
良い方法やシャープニングの注意点があれば知りたい!
Question4
歯石があるのはわかるのに、キュレットが歯石の上を滑って歯石が残ってしまいます。どうすればいいの?
Question5
コロンビア大学型キュレット13/14はグレーシーキュレットとどう違う? またコロンビア大学型はどの部位に適してる?
第3章
効果的な手用キュレットテクニックをマスターしよう
―どんな動きが適している?―
Question1
歯肉の損傷を考えて、前歯部にはグレーシーキュレットミニファイブ以外は使わない方がいい?
Question2
上顎左側口蓋側を処置するときに姿勢が悪くなり、体の負担を大きく感じます。もっと行いやすい方法はある?
Question3
下顎前歯舌側の細く深いポケットはキュレットが滑ってしまい時間がかかってしまいます。どうしたらいい?
Question4
下顎前歯唇側のような薄い歯肉の場合、すぐ傷をつけてしまいます。処置の際はどういう点に注意したらいい?
Question5
大臼歯の遠心面を処置する際キュレットに圧がかからなかったり、根面にキュレットがうまくフィットせずSRPしづらい!
Question6
上顎小臼歯のコンケイブを処置する際、キュレット操作はどのように行ったらいい?
Question7
下顎左側小臼歯の遠心面が他の部位に比べて処置しにくいのですが、何か良い方法はない?
Question8
最後臼歯遠心面はキュレットが当てにくいうえに動かしにくく、歯石が残ってしまいます。どうアプローチすればいい?
Question9
根分岐部に付着している歯石は、どうしたらとることができる?
第4章
テクニックの引き出しを増やそう!
―臨機応変に対応しよう―
Question1
欠損歯が多い口腔内をSRPするとき、レストを置きたい箇所に歯がないととても処置しにくい! 何か良い方法はある?
Question2
上顎大臼歯の歯冠豊隆が大きい場合、根面にキュレットを沿わせることができません。どうしたらいい?
Question3
上顎右側臼歯の舌側近心面を処置する際にレストがとりにくいことが多いのですが、基本以外の良い方法はある?
Question4
臼歯部の舌側隅角にキュレットが当たりません。当てようとすると歯肉が傷ついてしまうし、動かしにくい!
第5章
超音波スケーラーを有効活用しよう!
―手用キュレット以外の活用―
Question1
浅いポケットをSRPする際は、超音波スケーラーだけの方がいい? 手用キュレットも使用しないと不安です。
Question2
根面を傷つけないよう超音波スケーラーのパワーを抑えると、深い部分の歯石が取れません。どうすれば歯石が取れる?
■おわりに
参考文献
索引
便利帳 SRPのコツ
(1)ワッテの活用
(2)バキュームの活用
(3)ミラーの活用(ミラーレスト)
(4)SRPで疲れるのは術者と患者さんと下顎?
(5)SRPをするときのグローブについて
(6)キュレットの操作音に注目
(7)キュレットの持ち方、力のコントロールの確認
(8)シャープニング器材は何がいい!?
(9)下顎臼歯の舌側傾斜への対応
(10)グレーシーキュレットの種類と特徴
(11)超音波スケーラー使用時のスタイル
(12)チップの面によるパワーの違い
(13)SRP時の麻酔処置を考える基準