目次
■Chapter 1 歯周病
総論
歯周病は感染症
歯周病の危険因子
宿主性因子
宿主性因子を整理する
細菌性因子
細菌性因子を整理する
口腔内バイオフィルムの形成過程
主な歯周炎のタイプと歯周病原性細菌
P.g.菌の特徴
歯周病菌の感染率
歯周病検査の種類
咬合性因子
咬合性因子を整理する
咬合性外傷の臨床的およびエックス線写真上の指標
一次性咬合性外傷
二次性咬合性外傷
環境因子
環境因子を整理する
喫煙者の口腔内
歯周病増悪のメカニズム
歯周治療
歯周治療とは
理解しておきたい基礎知識
歯肉炎と歯周炎
歯肉炎と歯周炎の違い
歯肉ポケットと歯周ポケット
歯肉(仮性)ポケットと歯周(真性)ポケット
付着の獲得と喪失
付着の獲得とは
付着の喪失とは
歯周炎の治癒形態
歯周炎の3つの治癒形態
スケーリング・ルートプレーニング
根面の診査の基本テクニック
スケーリング・ルートプレーニングの基本テクニック
根分岐部病変の治療方法
根分岐部病変の処置法の選択基準
スケーリング・ルートプレーニング
ファーケーションプラスティ
歯根切除(ルートリセクション)
歯根分離(ルートセパレーション)
トンネル形成(トンネリング)
再生療法
歯周治療における再生療法
再生療法と骨再生の関係
歯周組織再生誘導法(GTR法)
エムドゲイン療法(EGR法)
■Chapter 2 歯肉
総論
歯肉の構造
歯肉線維の役割と種類
付着歯肉を理解する
上皮性付着と結合組織性付着
付着性付着歯肉
付着歯肉の幅
付着歯肉の役割
付着歯肉の測定方法
付着歯肉の測定時の見かた・考えかた
付着歯肉の確認方法例
歯肉の表情
浮腫性歯肉
線維性歯肉
歯肉辺縁の形態変化
歯肉退縮
歯肉退縮
骨の欠損による歯肉退縮
歯肉の性状の違いによる歯肉退縮
歯の位置異常による歯肉退縮
小帯の位置異常による歯肉退縮
不適切なブラッシングによる歯肉退縮
矯正治療による歯肉退縮
施術時の不注意な歯肉の扱いによる歯肉退縮
PDミラーの分類
根面被覆(root coverage)
メイナードの分類
メイナードの分類と留意点
歯肉のバイオタイプ
歯肉のバイオタイプ(periodontal biotype)
thick-flat typeの特徴
thin-scalloped typeの特徴
傷をつけやすいthin-scalloped type
■Chapter 3 骨
総論
骨の構造
5つの骨の役割
モデリングとリモデリング
骨芽細胞と破骨細胞
骨細胞
骨代謝疾患
歯槽骨
歯槽骨とは
歯槽骨の開窓と裂開
歯槽骨欠損の原因となりうる因子
歯周病と歯槽骨欠損
歯周炎における炎症の波及経路
歯槽骨吸収の形態
1~4壁性骨欠損・複合型骨欠損
クレーター状骨欠損(骨クレーター)
コル(col)
骨クレーターの治療法
骨隆起
外骨症
■Chapter 4 歯の解剖
総論
歯の解剖学
「歯根のイメージ」に必要な基礎知識
イメージ能力を高めるためのトレーニング法
CEJの湾曲を敏感に感じ取る
上顎中切歯
上顎中切歯の形態的特徴
上顎中切歯の水平断面
中切歯と側切歯の違い
上顎側切歯
上顎側切歯の形態的特徴
上顎側切歯の水平断面
斜切痕
下顎中・側切歯
下顎中・側切歯の形態的特徴
下顎側切歯の水平断面
遠心根面溝と根近接
上下顎犬歯
上下顎犬歯の形態的特徴
上顎犬歯の水平断面
歯の位置異常
下顎犬歯の歯根異常“過剰根”
上下顎犬歯の違い
上顎小臼歯
上顎第一小臼歯の形態的特徴
上顎第一小臼歯の水平断面
近心根面溝
上顎第一小臼歯のさまざまな歯根形態
下顎小臼歯
下顎第一小臼歯の形態的特徴
下顎第一小臼歯の水平断面
近心根面溝
舌側根面での配慮点
水平断面
下顎第二小臼歯ならではの形態的特徴
上顎大臼歯
上顎第一大臼歯の形態的特徴
上顎第一大臼歯の水平断面
上顎第一大臼歯の歯根の特徴
上顎第一・第二大臼歯の比較
ルートトランク
各上顎大臼歯の特徴の違い
上顎第二大臼歯に見られる歯根の癒合
下顎大臼歯
下顎第一大臼歯の形態的特徴
下顎第一大臼歯の水平断面
近心根の形態
下顎第一・第二大臼歯の比較
各下顎大臼歯の特徴の違い
下顎第二大臼歯に見られる歯根の癒合
根間突起
その他
その他の歯冠・歯根の形態異常
上顎第一大臼歯における根面溝の発生比率
下顎第一大臼歯における根面溝の発生比率
おさらいQUESTION
■Chapter 5 診査
総論
診察とは
医学的観察
医療面接
6W1H
問診表・アンケート用紙
診査と治療の関係
診査項目
基本診査項目
口腔外・口腔内診査
口腔外診査
口腔内診査
異常・変化発見時の記載方法
プロービング
プロービングで何を見る?
プロービング時の出血は何を意味する?
プロービングに影響する因子は?
いつプロービングする?
プローブの操作方法
診査エラーを防ぐための6つの習慣
根分岐部の診査
根分岐部診査に影響する解剖学的特徴
ファーケーションアロー
根分岐部の水平・垂直的分類
根分岐部の診査方法
歯の動揺度診査
水平的動揺度の分類(Millerの分類)
フレミタスの診査
グラインディング診査
エックス線写真診査
デンタルエックス線写真
パノラマエックス線写真
CT(computed tomography)
医科用CTと歯科用CTの違い
CTによる比較読影
口腔内写真
口腔内写真の使いかた
口腔内写真から得られる情報
口腔内写真で検討する経時的変化
撮影時のフォーカス位置と倍率
口腔内写真撮影のポイント
よくある撮影時のエラー
失敗しやすい部位の撮影法
■Chapter 6 全身疾患
糖尿病
どれだけ知ってる? 糖尿病
糖尿病とは
糖尿病の疫学
インスリンの働き
糖尿病の合併症
糖尿病の分類
1型と2型糖尿病の違い
低血糖
低血糖が起こりやすい状況
シックディ
糖尿病の薬物療法
血糖コントロールの指標と評価
糖尿病患者の口腔内
歯周病増悪のメカニズム
高血圧
どれだけ知ってる? 高血圧
高血圧とは
高血圧症の患者数
高血圧の分類
高血圧の合併症
成人における血圧値の分類(mmHg)
高血圧の基準値
白衣高血圧
家庭血圧と診療室血圧による分類
仮面高血圧
本態性高血圧の薬物療法
骨粗しょう症
どれだけ知ってる? 骨粗しょう症
骨粗しょう症とは
原発性・続発性骨粗しょう症
骨粗しょう症における骨代謝回転
治療の基本 食事・運動・薬物療法
骨粗しょう症の治療薬
ビスフォスフォネート系薬剤(BP系薬剤)
BP系薬剤関連顎骨壊死の症状
BP系薬剤関連顎骨壊死のリスク因子
国内で販売されているBP系薬剤一覧
不整脈
どれだけ知ってる? 不整脈
不整脈とは
不整脈の誘発因子
不整脈の種類と症状
致死性不整脈
心房細動
■Chapter 7 救急処置
バイタルサイン
バイタルサイン
脈拍数
心拍数(bpm)
心電図
血圧(非観血的血圧)
SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)
救急法
救急蘇生
胸骨圧迫のしかた
AED:Automated External Defibrillator
一次救命処置のアルゴリズム
■Chapter 8 補綴修復治療
総論
補綴修復治療の目的
長期安定を目指す上で危惧すること
補綴修復治療における歯科衛生士の関わり
チームアプローチに必要な基礎用語
補綴修復治療の流れ
プロビジョナルレストレーション
プロビジョナルレストレーションとは
歯科衛生士臨床とプロビジョナルレストレーション
生物学的幅径
生物学的幅径とは
フルーティング
フルーティングとは
トランジショナル・ラインアングル
トランジショナル・ラインアングルとは
清掃性向上に向けての情報提供
コーピング
コーピングの目的と機能
コーピング装着患者ならではのリスク
エマージェンスプロファイル
エマージェンスプロファイルとは
カントゥアの3つのタイプ
■Chapter 9 インプラント
総論
インプラント治療の目的
インプラント治療に携わる上で知っておきたい基礎知識
インプラントの構造
インプラント体・アバットメント・上部構造
プラットフォーム部の形態
インターナル型とエクスターナル型
維持様式の違い
セメント固定とスクリュー固定
各種オーバーデンチャー
支台歯数の違いによる分類
単独冠(クラウン)タイプ
インプラント連結冠・ブリッジタイプ
ハイブリッドタイプ(swedish type)
骨造成
骨造成の種類
人工膜(メンブレン)
骨誘導再生法GBR: Guided Bone Regeneration
骨移植 Bone Graft
骨補填材の分類
骨補填材の種類
骨補填材に期待される3つの能力
天然歯とインプラントの違い
周囲組織の違い
メインテナンス時の診査事項
インプラント周囲粘膜の診査方法
プロービング時の注意点
インプラント周囲炎
インプラント周囲炎
インプラント周囲炎の臨床像
CIST: Cumulative SupportiveTherapy
インプラントのメインテナンス
インプラント部に使用する主な清掃器具
インプラント埋入位置の確認
インプラント部のプロフェッショナルケア
上部構造別 メインテナンス時の着眼点
■Chapter 10 メインテナンス
総論
メインテナンスの定義
検証 メインテナンス
メインテナンスの内容と対応はみな同じでOKか?
実践・メインテナンス
メインテナンス時に最低限必要な知識
メインテナンスでの着眼点
プラークコントロールの考えかた
オーバー/アンダーブラッシングの問題点
メインテナンス時のタイムスケジュール
カルテに書き残す情報
メインテナンス時に注意すべき事項
引き継ぎ
担当歯科衛生士が変わるとき
後任者が把握すべき基本項目