目次
第I章 齲蝕予防処置の概要
I-1.齲蝕予防処置における歯科衛生士の役割
I-2.齲蝕予防処置の内容
I-3.対個人と対集団
I-4.歯科保健管理、歯科保健指導と齲蝕予防処置
練習問題
第II章 齲蝕予防処置の基礎知識
II-1.齲蝕とはどのような疾患か
II-2.齲蝕の原因
II-3.齲蝕の予防
A.健康増進レベルの齲蝕予防
B.特異的予防レベルの齲蝕予防
C.第二次予防~進行抑制
II-4.齲蝕予防処置法の種類
A.フッ化物の局所応用
B.フッ化ジアンミン銀塗布法
C.小窩裂溝填塞法
II-5.齲蝕予防処置法の所要条件
A.臨床的効果
B.作用機序
C.安全性
D.便宜性
II-6.予防処置法の選択
A.個人と集団
B.年齢
C.齲蝕感受性
D.地域性
E.経済性
F.場
II-7.齲蝕活動性試験
〈実習〉テーマ:齲蝕活動性試験法
A.個人を対象としたもの
B.集団を対象としたもの
C.地域での比較
第III章 フッ化物歯面塗布法
III-1.目的、意義
III-2.使用薬液
A.使用薬剤の種類と成分
B.塗布回数
C.取り扱い上の注意
III-3.応用方法、応用手段
III-4.術式の種類
A.綿球塗布法:溶液とゲル応用法
B.トレー法
C.イオン導入法
D.スポンジマウスピース法:ゲル応用法
III-5.
処置時の注意
A.一般的注意
B.ゲル応用時の注意
C.トレー応用時の注意
III-6.処置後の注意:指示と保健指導
〈実習〉
1-1.フッ化物溶液をつくる
1-2.フッ化物溶液の味を確認する
2.綿球およびトレーに含まれる溶液量を確認し、それぞれのフッ素量を知る
3-1.綿球塗布法(綿球を用いたフッ化物溶液の歯面塗布相互実習)
3-2.フッ化物ゲル応用法
4-1.イオン導入法
4-2.トレー法
4-3.スポンジマウスピースを用いたフッ化物ゲル歯面塗布
練習問題
第IV章 フッ化ジアンミン銀塗布法
IV-1.目的、意義、特徴
IV-2.薬液とその性質
A.性状
B.作用機序
IV-3.適応症
IV-4.塗布術式
A.準備
B.清掃
C.簡易防湿
D.薬液塗布
E.塗布要領
F.仰臥位での部位的要領
IV-5.処置時の注意
A.薬液の味と臭い
B.汚染
IV-6.汚染時の処置
A.皮膚汚染時の処置
B.衣服汚染時の処置
IV-7.処置後の注意
A.患者に対する説明、指導
B.後始末
〈実習〉
1.フッ化ジアンミン銀溶液および塗布術式についての理解
2.フッ化ジアンミン銀溶液による患者および術者の汚染時の処置法の習得
練習問題
第V章 小窩裂溝填塞法
V-1.目的および意義
V-2.填塞材の種類
V-3.適応症
V-4.術式の手順
V-5.処置時の注意
〈実習〉
1.実習の計画
2.相互実習
練習問題
第VI章 フッ化物洗口法
VI-1.齲蝕予防におけるフッ化物洗口法の意義
VI-2.使用溶液の種類と濃度
A.個人的応用の場合
B.集団的応用の場合
VI-3.濃度から量への換算
VI-4.フッ化物洗口の方法
A.個人的応用の場合
B.集団的応用の場合
VI-5.実施上の留意点
〈実習〉正しいフッ化物洗口法
1.フッ化物洗口法の個人応用に関する実習
2.フッ化物洗口法の集団応用に関する実習
練習問題
第VII章 集団齲蝕予防処置
VII-1.目的
VII-2.意義
VII-3.集団応用の特徴
VII-4.集団応用の場と方法と種類
A.集団応用の場
VII-5.集団応用の方法と種類
A.フッ化物の応用
B.フッ化ジアンミン銀
C.シーラント
VII-6.実施計画と前準備
A.実施計画
B.前準備
VII-7.実施時の注意
A.乳幼児健診の事後措置の場合
B.学校歯科などの場合
C.集団への対応の注意(行事などの場合)
D.役割分担に対する注意
E.配置に対する注意
F.器材に対する注意
VII-8.実施後の注意、指導
A.実施後の指導
B.後始末
C.反省会
〈実習〉
1.実施計画と前準備の重要性の理解
2.実習時の注意の理解
3.実施計画案の作成と前準備
4.相互実習と実施後の検討
練習問題
練習問題解答・解説
索引