目次
監修のことば ~歯や顎骨を補綴する立場から~ (前田芳信)
監修のことば ~顎口腔機能のリハビリテーションに関わる立場から~ (阪井丘芳)
第1章 摂食機能療法とは
Q1<摂食機能療法の目的>
摂食機能療法の目的を教えてください (野原幹司)
Q2<摂食・嚥下障害の症状>
摂食・嚥下障害ではどのような症状がでますか? 教えてください
(小谷泰子、阪井丘芳)
Q3<摂食・嚥下障害の原因>
摂食・嚥下障害の原因にはどのようなものがありますか?
(小谷泰子、阪井丘芳)
Q4<摂食機能療法の効果>
<摂食機能療法の効果を教えてください (野原幹司、阪井丘芳)
Q5<摂食機能療法を担う職種>
どのような職種が摂食機能療法にかかわりますか? (野原幹司、阪井丘芳)
Q6<歯科が行う利点>
嚥下障害は歯科が診るのですか?
耳鼻咽喉科やリハビリテーション科ではないのですか? (野原幹司)
Q7<摂食機能療法の必要患者数>
摂食機能療法が必要な患者さんはどのくらいいますか? (野原幹司)
Q8<摂食機能療法の注意点>
摂食機能療法を行うときの注意点は何ですか? (野原幹司)
第2章 摂食機能療法の実際
Q9<対象者>
摂食機能療法の対象者はどんな方ですか?(野原幹司)
Q10<摂食・嚥下機能の評価法>
どのように摂食・嚥下機能を評価すればよいですか? (小谷泰子)
Q11<嚥下内視鏡検査>
嚥下内視鏡検査とはどのような検査ですか? (小谷泰子)
Q12<間接訓練>
訪問診療でできる間接訓練にはどんなものがありますか? (小谷泰子)
Q13<呼吸リハビリテーション>
呼吸リハビリテーションが有効と聞きましたがその意義と方法を教えてください
(小谷泰子)
Q14<直接訓練>
直接訓練はどのように行えばよいでしょうか? (小谷泰子)
Q15<リスク管理>
リスク管理はどうすればよいでしょうか? (野原幹司)
Q16<チームアプローチ>
チームアプローチは具体的にどのように行えばよいでしょうか? (野原幹司)
Q17<食事支援介助>
食事介助の方法を教えてください (小谷泰子)
Q18<保険請求の仕方(カルテの書き方)>
保険請求の仕方(カルテの書き方)はどのようにすればよいのですか? (野原幹司)
Q19<診療の流れ(在宅・施設)>
診療の流れ(在宅・施設)を教えてください (小谷泰子)
Q20<診療の流れ(病院)>
診療の流れ(病院)を教えてください (小谷泰子)
第3章 摂食・嚥下障害と補綴装置
Q21<摂食・嚥下リハと義歯(1)>
摂食・嚥下リハビリテーションにおける義歯の役割は何ですか?
(小野高裕、前田芳信)
Q22<摂食・嚥下リハと義歯(2)>
摂食・嚥下障害の患者さんには積極的に義歯を装着すべきでしょうか?
(小野高裕、前田芳信)
Q23<摂食・嚥下リハと義歯(3)>
摂食・嚥下障害の患者さんに義歯を装着しても
うまく使ってもらえないのですが…… (小野高裕、前田芳信)
Q24<摂食・嚥下障害と補綴装置>
摂食・嚥下リハビリテーションで役立つ補綴装置には
どんなものがありますか? (堀 一浩)
Q25<顎顔面補綴>
手術によって顎に欠損がある患者さんの補綴装置について教えてください
(小野高裕、山本雅章、前田芳信)
第4章 PAPの目的と効果
Q26<PAPの適応(1)>
PAPを装着するとどこが改善するのですか? (中島純子)
Q27<PAPの適応(2)>
どのような嚥下障害の患者さんに効果がありますか? (中島純子)
Q28<PAPの適応(3)>
PAPの効果が期待できない患者さんはいますか? (中島純子)
Q29<PAPの適応(4)>
どのタイミングで製作を検討したらよいでしょうか? (中島純子)
Q30<PAPの適応(5)>
PAPを装着すると、むせなく何でも食べられるようになりますか?
(中島純子)
Q31<PAPのデメリット>
PAPを作ったのですがあまり使ってくれないみたいです…… (中島純子)
第5章 PAPの診断・設計・製作
Q32<舌の可動域・評価(1)>
PAPを製作する前に必要な評価について教えてください
(小野高裕、前田芳信)
Q33<舌の可動域・評価(2)>
フードテストではどんなことがわかりますか? (堀 一浩)
Q34<PAPの設計>
義歯型のPAPと口蓋床型のPAPについて教えてください
(小野高裕、前田芳信)
Q35<印象採得>
印象採得のときに注意することはありますか? (堀 一浩)
Q36<咬合採得>
咬合採得のときに注意することはありますか? (堀 一浩)
Q37<無歯顎症例>
咬合高径を下げた場合に注意することを教えてください (堀 一浩)
Q38<PAP形態の作り方(1)>
PAPの形態を採得する際の材料を教えてください (堀 一浩)
Q39<PAP形態の作り方(2)>
PAPの形態を採得する際に行ってもらう運動について教えてください
(小野高裕、前田芳信)
Q40<舌のボリュームが少ない場合のPAP(1)>
舌のボリュームがほとんどなく、PAPが大きくなりすぎてしまうのですが…… (堀 一浩、小野高裕)
Q41<舌のボリュームが少ない場合のPAP(2)>
PAPが厚いために重くなってしまいます。どうすればよいでしょうか?
(堀 一浩、小野高裕)
Q42<奥舌の挙上が悪い場合のPAP>
PAPの後縁が厚くなりました。どうすればよいでしょうか? (堀 一浩)
Q43<PAPを用いた嚥下訓練>
PAPを用いた嚥下訓練法について教えてください (堀 一浩)
Q44<PAPの調整>
PAPの調整方法について教えてください (小野高裕、山本雅章)
Q45<保険請求の仕方>
PAP製作について保険請求の仕方はどうすればよいですか?
(小野高裕、山本雅章)
Q46<病診連携>
PAPを用いたリハビリテーションで連携可能な医療施設を
どう探せばよいでしょうか? (小野高裕、山本雅章)
第6章 歯科医師と言語聴覚士との連携
Q47<言語聴覚士とは>
歯科医師が言語聴覚士(ST)と連携することでどんなメリットがありますか? (熊倉勇美)
Q48<連携の方法>
歯科医師が身近なSTを探すにはどうしたらよいですか? (熊倉勇美)
Q49<装置の適応の評価>
STに補綴装置の適応の評価を依頼できるでしょうか? (熊倉勇美)
Q50<装置の製作と調整>
PAPやPLPの製作・調整においてSTと歯科医師は
具体的にどう連携したらよいですか? (熊倉勇美)
おわりに (小野高裕)
●本書の理解を深める文献一覧
●索引
[コラム]
・口腔ケアで咽頭のサブスタンスP濃度を上昇させよう (小谷泰子)
・スクリーニングとアセスメント (小谷泰子)
・在宅医が歯科に求めること (小谷泰子)
・舌のアンカー機能とは? (中島純子)
・舌圧測定法を用いたPAPの製作 (堀 一浩)
・嚥下時と構音時の舌圧の違い (堀 一浩)
・舌可動域訓練 (堀 一浩)
・舌筋負荷訓練 (堀 一浩、小野高裕)
・努力嚥下 (堀 一浩)
・PAPの話題を扱う学会 (小野高裕)
・歯科医師と言語聴覚士は“相思相愛の仲” (小野高裕)