目次
第1章 歯科医院の組織活性化とはどんなことか?
1 外部環境の変化に対応した組織活性化を
(1) 歯科クリニックの目指す経営は""永続発展""
(2) 変化に対応したクリニックづくり
(3) 人が2人以上集まれば組織となる
2 患者満足度向上こそクリニックの永続発展を約束する
3 組織活性化は人材育成から
(1) ”生き活き”と生活・仕事をするスタッフを育てる
(2) スタッフは入退社できても、院長はできない
4 人材育成の対象である3つの能力 ~肉体能力・人格能力・職務能力の3つを伸ばす~
5 3つの能力をどう育成していくか?
6 生活するごとく仕事をする
第2章 歯科クリニックの組織活性化に必要な3要素
1 組織活性化の3要素とは……
2 コミュニケーションがとれているとは……
3 コミュニケーションの場づくり
(1) コミュニケーションの場づくりが大事!
(2) 相互信頼がコミュニケーションを機能させる
4 事例:「挨拶」でコミュニケーションのきっかけづくり
5 共通目標がクリニックをたえず新鮮な場にする
6 共通目標のつくり方と活かし方
(1) 共通目標をつくるには……
(2) 共通目標を活かすには……
7 事例:環境にやさしいクリニックづくりを共通目標に!
8 貢献意欲(周囲の役に立ちたい)をクリニックの価値観に!
(1) 「患者さんの役に立つ」がクリニックの永続発展の基盤
(2) スタッフの貢献意欲を引き出す
9 事例:年頭所感の発表で貢献意欲を引き出す
第3章 組織活性化と院長のリーダーシップ
1 院長のもつ役割の二面性
2 組織の人間的側面と技術的側面にも配慮を
3 人が育ち、成果の上がるクリニックづくり
4 院長・スタッフに求められる人格能力(人間性)とは
5 院長に求められるリーダーシップ〔責任能力〕
(1) 院長の理念にスタッフを巻き込んでいく
(2) 責任能力には4つのレベルがある
6 リーダーシップのパターン〔意思決定力と意思疎通力〕
(1) 意思決定力と意思疎通力から見た4タイプ
(2) 院長にはトップダウン型が多い
7 リーダーシップの基本は「言行一致」
8 組織活性化の前提に経営理念がある
(1) 統率力を示す理念が必要!
(2) 経営理念は「本気度」が問われる
9 事例:こうして経営理念を刷新した
第4章 組織活性化とは""当たり前""のことを""当たり前""に行う組織づくり
1 歯科クリニックにも企業性格がある
2 企業性格が組織活性化を活発にしたり、沈滞させる
3 基準創造行動を徹底させる
4 基準創造行動による人間性開発
5 基準創造行動の実際-1――気づきと挨拶
(1) 毎日の生活と8種の人間関係
(2) 挨拶は形と心で
6 事例:クリニックづくりの基本に「挨拶」「感謝」を
7 基準創造行動の実際-2――早起きと認識即行動
(1) 自然に沿った生活が基本!
(2) 時間管理の決め手
8 事例:早目の出勤でクリニックの組織活性化!
9 基準創造行動の実際-3――約束と計画
(1) 人間、1人で生きているのではない
(2) ビジネスサイクル「PDCA」を回す
10 事例:業務改善シートの導入で計画性と主体性が生まれた
11 基準創造行動の実際-4――報告・連絡・相談
(1) 「通い合う」ということ
(2) 報告・連絡・相談の重要性
(3) 報告と後始末
12 事例:小さなノートで報・連・相を徹底!
13 基準創造行動の実際-5――整理・整頓・清掃・清潔
(1) モノを大切にする心こそ大事!
(2) 整理・整頓・清掃・清潔とは……
(3) 4Sの効果は……
14 事例:クリニックの清掃と予約表の整理で活性化!
第5章 組織活性化の具体的なすすめ方
1 朝礼を上手に活用して活性化をはかる
2 職場ミーティングで活性化をはかっていく
3 経営計画合宿――院長の基本方針書でディスカッション
4 小集団活動(HQM)で活性化をはかる
5 小規模なクリニックにおけるHQM活動を展開するには……
6 改善ストーリー:ステップ-1問題点の発見
7 改善ストーリー:ステップ-2テーマ選定と目標設定
8 改善ストーリー:ステップ-3現状把握と原因の分析
9 改善ストーリー:ステップ-4改善案の作成と実施
10 改善ストーリー:ステップ-5改善効果の確認
11 改善ストーリー:ステップ-6歯止め・標準化
第6章 組織活性化はトータルシステム
1 組織活性化は採用から始まる
2 評価と処遇をどうするか
3 組織の性格診断を実施し、活性化活動に弾みをつける
4 まとめ――ギブアンドテイクではダメ!