JAO[Journal of Aligner Orthodontics]日本版
日本に、さらに質の高いアライナー矯正治療を根づかせるために。
クインテッセンス出版(本社・ドイツ)が、Werner Schuppをはじめ、世界的アライナー矯正臨床のエキスパートを編集委員に迎え、これまで先人たちの積み重ねによって確立されてきた矯正歯科治療のセオリーとエビデンスに基づいたアライナー矯正治療のあり方を伝える「Journal of Aligner Orthodontics(JAO)」。本誌はその日本版であり、偶数月に定期刊行される雑誌です。
※英語以外の言語で刊行されるのは本誌が初めて。
英語版編集委員の面々(2021年10月現在)
Werner Schupp
Tommaso Castroflorio
Julia Haubrich
Francesco Garino
James Mah
Beatriz Solano Mendoza
確かな技術とデータに支えられた研究と臨床を届けます。
日本の歯科臨床においてはまだまだ新しい技術であり、試行錯誤が繰り返されているアライナー矯正治療。 世界の歯科臨床ではどのレベルがスタンダードであるか、日本の臨床家が目指すべき指標が具体的に示されています。
日本の現場で選べるアライナー矯正治療のオプションを伝えます。
JAO日本版では、日本の歯科臨床を知る、アライナー矯正治療において一流の歯科医師をLocal Advisory Boardとして迎えました。英語版の論文を厳選して翻訳・掲載するだけでなく、 日本の歯科臨床の現場に応じたアライナー矯正治療のオプションや基本的知識・技術を解説し、読者が定期的に購読することで、日本のアライナー矯正治療の全体的なレベルアップを目指します。また日本国内からの投稿記事も「日本版オリジナルページ」として掲載します。
Local Advisory Boardの先生がた(順不同)
尾島賢治先生
東京
本郷さくら矯正歯科
菅原準二先生
宮城県
矯正歯科 菅原準二クリニック
佐本博先生
東京都
青山アール矯正歯科
岡藤範正先生
松本歯科大学歯学部
歯科矯正学講座教授
岡野修一郎先生
東京都
Aligner Studio
Welcome to the Journal of Aligner Orthodontics!
矯正歯科臨床に携わるすべての歯科医師、および新しい矯正歯科臨床に興味のある歯科医師に、「JAOに載っていることをクリアできていないとアライナー矯正治療として不足がある」 とされるような、日本におけるアライナー矯正治療のスタンダードとなる雑誌を目指します。
最新号のご案内
JAO[Journal of Aligner Orthodontics]日本版
2024年No.5
- 目次
――JAO英語版から――
誌説
次世代のアライナー矯正治療の登場は近づきつつあるのか?
Francesco Garino 翻訳:加藤 浩
オリジナル学術論文
アライナーのトリムラインデザインが唇・口蓋側方向の移動に及ぼす影響
上顎右側中切歯におけるin vitro研究
Flavio Traversa, James Mah 翻訳:小松昌平
Summaries of Publications 世界のアライナー論文概説[7]
Karl-Friedrich Krey 翻訳:藤巻 良、佐本 博
――JAO日本版オリジナルページ――
メソッドプレゼンテーション&症例報告
アライナー矯正治療における診断・治療目標・治療計画の重要性
バイオプログレッシブ法に基づく過蓋咬合治療から考える
文野弘信
論説
インハウスアライナー矯正治療の現在地とその未来(前編)
インハウスアライナー概論
平岡孝文
メソッドプレゼンテーション&症例報告
永久歯列完成期以前の矯正歯科治療
アライナーを中心に、適応症例と装置、時期を探る
岩田直晃
メソッドプレゼンテーション&症例報告
ローティーン患者のアライナー矯正治療(後編)
牧野正志
連載
Force driven aligner orthodontics 適切なアライナー矯正治療のノウハウを身につける
第5回 Ⅲ級不正咬合に対するアライナー矯正治療[2]
村上久夫
連載
矯正分析に強くなる ベーシックを学び、診断力をつける・伸ばす
第11回 症例から学ぶセファログラムの活用⑤ Ⅲ級不正咬合の治療におけるセファログラムの活用[2]
村松裕之
知っておきたい歯科矯正学の基本の「き」[18]
力とモーメント / 抵抗中心 forces and moments / center of resistance
監修:岡藤範正
論文・症例を読み解くためのアライナー・キーワード(2024年5号)
歯槽骨のフェネストレーション / デヒーセンス | 下顎前方誘導(MA)機能
監修:岡藤範正
NEWS:国内外の矯正歯科学術大会より
歯科矯正学の常識と別方向から不正咬合・不正歯列をとらえ直す(第83回東京矯正歯科学会学術大会)|3Dプリンティングが拓くデジタル矯正治療の可能性を熱く語りあう(日本3Dプリンティング矯正歯科学会 第3回学術大会)|各社の機能的マウスピース型矯正装置と臨床的知見を一堂に集めて開催(第1回機能的マウスピース矯正研究会学術大会)|患者の人生に寄り添う口腔の健康の導きかたを語り学ぶ(第12回日本包括歯科臨床学会学術大会・総会)|症例選択・治療計画を中心にアライナー矯正治療の専門性向上を図る(アライナー研鑽塾「アライナー矯正の流儀2024」)
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