Quintessence DENTAL Implantology

GPから専門医まで使えるインプラント臨床雑誌

歯科インプラントの専門誌として世界の最新インプラント事情をはじめ、著名臨床家・研究者による有益な記事を提供してきた『QDI』。本誌は編集方針として“一点深堀り主義”を掲げ、臨床直結の大特集記事を中心に、インプラントの専門家に向けたアドバンスな内容だけでなく、これからインプラントを始める方や学び直したい方に向けたベーシックな内容の連載で構成される。インプラント治療をスキルアップさせたいすべてのドクター必読。

隔月発刊・奇数月、年6冊
1部定価:5,280円(本体 4,800円+税10%)

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Quintessence DENTAL Implantology

2024年No.3

  • 目次
  • 次号予告

大特集
なぜ今IRPD(インプラントリムーバブルパーシャルデンチャー)が求められているのか?
黒嶋伸一郎・太田祥一/松田光正/野谷健治/佐藤洋平/奥野幾久

[概論]
最新の科学的情報から読み解いたIRPDの今わかっていること

[臨床論文]
・支台歯喪失にインプラントで対応したRPDから見えること
・インプラント併用のパーシャルデンチャーへの取り組み
・義歯の回転変位抑制の直接的回避と間接的回避
・IRPD長期安定のためのポイント キーワードは「中間欠損化」

[総括]
症例と科学的情報から導き出したIRPD臨床のポイント

Column 私のはじめての1本
scene15 無我夢中でインプラント治療に打ち込んで約40年
田中譲治

Esthetic Implantology
低侵襲で審美的な成功を達成するために、抜歯およびインプラント埋入のタイミングを考慮した症例
佐藤洋司

長期インプラント症例を再評価する
う蝕(カリエス)タイプの患者におけるインプラント治療と残した無髄歯の長期経過
上浦庸司

MY FAVORITE BOOKS
『即時治療の真髄』
Aki Yoshida

『別冊QDI これまでの骨造成、これからの骨造成』
夏堀礼二

Skill Up連載
Basic
動画で学ぶ インプラント外科 基本の「き」
第3回 切開・剥離・縫合
白鳥清人

Basic
こんな患者が来院したら
ー有病者のインプラント手術における全身管理ー
第3回 脳卒中編
砂田勝久

Advance
令和版 軟組織のトリセツ
第2回 角化粘膜を守る手技 リッジプリザベーション
増田英人

FOCUS ON JOMI
抄訳
ピエゾサージェリーによるBuccal plate repositioning(BPR)テクニック:萎縮した下顎骨を水平的に増大するための改良外科アプローチ
Elshafey MM et al.(訳/解説:和田誠大、辻岡義崇)

インプラント支援型可撤性部分床義歯におけるサベイドクラウンで支持された臼歯部インプラントの臨床結果:後ろ向き研究 【大特集関連研究】
Jung TW et al.(訳/解説:黒嶋伸一郎)

初期固定とインプラントの成功を最適化するために、抜歯即時インプラント埋入後のテンポラリークラウンの固定に有機鉱物性骨接着剤を利用する方法に関する初めての試行的臨床研究
Norton MR(訳/解説:前田芳信)

上顎洞底挙上術中に生じた上顎洞粘膜の穿孔に対する修復法に関する評価:システマティックレビューとメタ分析
Soares LFF et al.(訳/解説:三野卓哉、前川賢治)

全訳
未治療のインプラント周囲病変に隣接する天然歯の歯周組織支持:横断的解析
Monje A et al.(訳/解説:井上 孝)

STUDY GROUP FOR DENTAL IMPLANTOLOGY
Geepee Brothers
岩崎隆之

NEWS
クインテッセンス出版株式会社、第42回WEBINAR、他

REPORT
Academy of Osseointegration 2024 Annual Meeting
鈴木泰二、船木 弘

インプラント関連学会情報


大特集
少数歯残存/無歯顎症例の治療戦略

細川隆司/大島健吾/中居伸行/山田清貴/安藤琢真/吉松繁人

 近年の歯科疾患実態調査より、日本国内における「無歯顎患者」の数は年々減少していることが広く知られている。このため、無歯顎補綴を行う機会も大幅に少なくなってきたかと思いきや、そうでもない。加齢とともに歯の喪失は進み、少数歯残存の患者は一定数存在するからである。たとえば、下顎前歯部のみ残存している患者に対し、抜歯をしてから補綴を行う“無歯顎補綴的な治療”を選択するケースは少なくないだろう。この場合の全顎補綴として、従来の総義歯はもちろん、インプラントを用いたボーンアンカードブリッジ(All-on- 4 含む)やIOD、ザイゴマインプラントなどの手法が挙げられる。本企画では上記の全顎補綴手法を得意とする臨床家に、「なぜその手法を積極的に用いるのか?」、「その選択基準や非適応症」、そして「その手法の臨床的勘所」を症例ベースで詳らかにしてもらう。

Skill Up 連載
Basic 動画で学ぶ インプラント外科 基本の「き」
第4回 ドリリングとインプラント埋入の基本 
白鳥清人

Basic こんな患者が来院したら
第4回 不整脈編 
砂田勝久

Advance 令和版 軟組織のトリセツ
第3回 軟組織マネジメントに配慮した即時埋入 
増田英人

※内容・項目、タイトルは予告なく変更される場合がございます。