QDT

歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌

「QDT」は、「歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌」。創刊以来、48年。とくに2000年代初頭からは「歯科医師と歯科技工士のコミュニケーションの重要性」に着目。補綴・修復治療の成功のためには、歯科医師と歯科技工士の「共通言語」が不可欠。「QDT」はそのために、歯科医師と歯科技工士がともに読める誌面づくりを実践。歯科医師、歯科技工士それぞれに向けた記事や、コミュニケーションの実例などを、つねに新鮮な著者陣に依頼。もはや、「QDT」は歯科技工士だけの雑誌ではありえない。「QDT」は、歯科医師と歯科技工士の役に立つ。

月刊、年12冊
1部定価:2,420円(本体 2,200円+税10%)

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弊社雑誌『ザ・クインテッセンス』『歯科衛生士』『Quintessence DENTAL Implantology』『QDT』他書籍にも掲載の治療テクニックが動画で閲覧可能になりました。より幅広いジャンルにわたって歯科情報をお届けする動画アプリ『QuintMobile』をぜひご利用ください。

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QDT

2024年7月号

  • 目次
  • 次号予告

MASTERPIECE
Facial Cutback Technique and Micro Layering Technique

荒木康成

Guest Editorial
第149回 歯科のデジタルトランスフォーメーション(DX)化への第一歩
山下茂子

Feature article #1
単独インプラント上部構造製作のための新規光学印象採得法の提案

宮園祥爾/平川雄太

Feature article #2
モノリシックの強度とレイヤリングの審美性を両立するセラミック修復のコンセプト
マイクロレイヤリングテクニックにおける専用陶材を用いたワークフロー

荒木康成

インタビューと症例から探る若手臨床家のラーニングカーブ step ahead
No.174 石坂圭識

連載 BioFORe~生体機能的口腔再構築~
部分欠損症例への機能的かつ効果的技法
第1回 シンプルな部分床義歯製作法「BioFORe」はどのように誕生したのか?
竹内真人

連載 歯科における「明度」の再考
第1回 筆者が長年抱えてきた明度に対する疑問
小田中康裕

連載 歯科のデジタル化で日本の技工界にチャンス到来?!
第2回 アメリカにおける歯科技工物の価格と歯科技工士の生活実態
尾尻恵祐

連載 QDT Beginners Manual for Dentist
歯肉圧排
第3回 上顎第一大臼歯の歯肉圧排(前編)
~歯肉縁下形成のための歯肉圧排~
井上 謙

連載 QDT Beginners Manual for Dental Technician
プレスセラミックインレー製作
第1回 模型の処理と咬合器マウント
赤坂政彦

連載 QDT Beginners Manual for Dental Technician
IOSデータからのジルコニアインレー製作
第1回 IOSデータの受け取り
諏訪 遥/市川晃平/鶴田悠樹/監修:熊木康雄
QUINTESSENZ ZAHNTECHNIK QZ DIGEST
2024, 1 岡部和幸
NEXT GENERATION 新鋭歯科技工士症例集
Full Mouth Reconstruction for Malocclusion
平山綾乃
Topics & Information

Quint Web Site Topics Ranking

News & Topics
「前歯でも噛める入れ歯研究会」主宰の河原英雄氏、韓国「BDEX 2024」と「2024年 大韓老年歯科学会 創立20周年記念総合学術大会」に相次いで登壇
太田恭子
「Amorphous 5th congress~琉球の華~」開催される 沖縄県に約130名が参集
石﨑 剛
「日本臨床歯科学会 第9回総会・学術大会」開催 基礎から臨床までを幅広く取り上げた13演題、ポスター7題が並び盛況に
編集部
New Products Outlook

Meetings
Next Issue/From Editors


MASTERPIECE
Leo Liao/Kim Hyun Jung/青木健治

Feature article #1
IOSを活用した高齢者歯科治療
ー義歯治療と在宅歯科治療の提案ー

前畑 香

 ついにインレー限定ながら保険収載されるなど、何かと話題の口腔内スキャナー(以下、IOS)。すでにクラウン・ブリッジ・インプラントの分野では市民権を得た感があるが、軟組織への対応が主となる義歯の分野ではこれからというイメージがつきまとってきた。
 こうした中、デジタル義歯製作のためのスキャンモードをもつIOSが登場してきており、注目されている。周知のとおり、IOSによるデジタル印象採得では弾性印象材を用いないため、誤嚥の可能性がある高齢者にとっても安全性が高いこと、また施設や居宅における準備・使用が弾性印象材よりも容易である、といった利点が挙げられる。しかしその一方で、印象採得の精度やデジタル義歯の実用性に不安をもつ向きも多いのではないだろうか。そこで今回は、コンベンショナルな総義歯はもちろん、昨今ではデジタル義歯についての講演・執筆多数の前畑 香氏(歯科医師・ナカエ歯科クリニック)に、IOSの義歯治療と在宅歯科治療における活用についてご提示いただく。

Feature article #2
『ザ・プロビジョナルレストレーションズⅡ』刊行によせて

伊藤雄策

 2006年の発刊当時から大きな話題になり、ロングセラーとなった名著『ザ・プロビジョナルレストレーションズ』が、18年の時を経て大幅にボリュームアップし『ザ・プロビジョナルレストレーションズⅡ』として4月に発刊された。本書には、プロビジョナルレストレーションを通して、歯周治療・咬合治療・インプラント治療・審美治療など、歯科治療にかかわるさまざまな要素が網羅されている。そこで次号では、本書のなかから臨床に役立つポイントをいくつかピックアップして紹介していきたい。

※内容は変更となる場合がございます。