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政治|2021年12月5日掲載

(公社)東京都歯科医師会

独自の新歯科健診システム事業の実施へ

会見では会務報告および新歯科健診システム事業などについて報告がなされた。
会見では会務報告および新歯科健診システム事業などについて報告がなされた。
  10月21日(木)、歯科医師会館において、東京都歯科医師会(以下、東京都歯、井上惠司会長)による記者会見が開催された。

 開会後、井上会長は挨拶の中で、歯科医師によるワクチン接種の要請に応えるべく、東京都医師会、東京都薬剤師会、東京都看護協会、東京都歯で結成した東京ワクチンチームによるワクチン接種について言及。今年7月から9月の3か月間、東京商工会議所において東京ワクチンチームによるワクチン接種を行い、概ね良好に接種を進めることができ良い経験になったと振り返った。

 次に会務報告に移り、まず、中島 孝至専務理事より「令和3年度行事予定」の確認が行われ、続いて勝俣正之副会長と大泉 誠理事より、同年度の「卒後研修」と「学術講演会」の報告がなされた。その後は、「スポーツマウスガード普及・啓発」について、パラリンピックのアスリートに対し、スポーツマウスガードの普及・啓発の説明や、これまでスポーツ選手に対して行ってきた提供実績が紹介された。

 引き続き、髙品和哉理事より、「令和5年度に向けた本会の新歯科健診システム事業の実施」について述べられた。4つの柱になる事業として「大学生における歯科保健行動および口腔状況調査」、「東京都歯と契約している健康保険組合に対する『被保険者』への無料歯科健診の実施」、「都内健康保険組合に対する『被保険者』への無料歯科健診の案内」、「全国健康保険協会(東京支部)に対する『被保険者』への無料歯科健診の実施」を掲げ、新たな歯科健診モデルの指針が示された。

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