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社会|2021年12月4日掲載

(一社)日本私立歯科大学協会

第12回歯科プレスオンラインセミナーを開催

視聴者からの質問に答える亀山敦史氏(写真左)と片倉 朗氏。
視聴者からの質問に答える亀山敦史氏(写真左)と片倉 朗氏。
 10月22日(金)、第12回歯科プレスオンラインセミナー(一般社団法人日本私立歯科大学協会主催、三浦廣行会長)がWeb配信にて開催された。本セミナーは、マスメディアを対象に今後の歯科が担う役割の大きさや魅力について講演を行い、国民に情報を広く伝えることを目的として2010年より開催されている。

 会場では、三浦廣行会長(岩手医科大学副学長・歯学部長)による開会の挨拶の後、羽村 章専務理事(日本歯科大学生命歯学部教授)より私立歯科大学・歯学部の概要ならびに活動が紹介された。

 続いて片倉 朗氏(東京歯科大学口腔病態外科学講座教授、東京歯科大学水道橋病院病院長)が「ここまで進化!歯科の最先端技術は患者さんにも社会にも大きなメリットが!Society5.0時代の歯科医療におけるDX」と題して講演。これまでの歯科医療は個人の高度な技術力に支えられていたが、デジタル技術の導入により、手軽に低コストで、だれでも最新の高度な歯科医療が受けられるようになってきていると説明。また、3D技術による口腔外科手術支援など研究開発が急速に進む歯科の最新DX(デジタルトランスフォーメーション)についても紹介した。

 つぎに亀山敦史氏(松本歯科大学歯科保存学講座教授、松本歯科大学病院副歯科病院長・息フレッシュ外来主任)が「コロナ禍のマスク生活で気になる口臭の仕組みと対策」と題して講演。日本私立歯科大学協会の実施した調査結果を供覧しながら、コロナ禍におけるマスク着用は国民の口腔内の意識を変えたと詳説した。

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