政治|2024年5月1日掲載

令和6年能登半島地震への義援金、約1億円集まる

日歯、定例会見を開催

日歯、定例会見を開催

 さる4月25日(木)、歯科医師会館において日本歯科医師会(以下、日歯、高橋英登会長)による定例記者会見が開催された。

 会場では、高橋会長による挨拶のあと、瀬古口精良専務理事より令和6年能登半島地震災害への義援金(第2次受付分〈令和6年4月24日受付分まで〉)について、49,267,412円の募金が会員ならびに都道府県歯科医師会、郡市区歯科医師会、関係団体等から集まり、新潟県歯、富山県歯、石川県歯に配分されることが報告された。なお、石川県歯に送金した第1次受付分(令和6年1月31日受付分まで)は47,837,062円となり、総額約1億円が被災地へ送られることとなった。

 その後の質疑応答において、林 正純副会長より4月16日に開催された財政制度等審議会(財政審)の分科会において、医師の地域偏在の解消案として提案された地域別の診療報酬の導入について回答がなされ、「地域によって同じ歯科医療に単価の差が生じるため、国民に納得していただけるとは考えられない。日歯として断じて受け入れられるものではない」と、違和感を示した。

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