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学会|2023年9月4日掲載

(一社)日本口腔検査学会

国民皆歯科健診の制度化に向けたミーティングを開催

国民皆歯科健診の中身の具体的検討とともに、社会実装に向けた意見交換が交わされた。
国民皆歯科健診の中身の具体的検討とともに、社会実装に向けた意見交換が交わされた。
 7月23日(日)、日本大学(東京都)において、一般社団法人日本口腔検査学会(福本雅彦理事長)による国民皆歯科健診について考えるキックオフミーティング(福本雅彦大会長)が開催された。本学会は、歯科領域の各学会をはじめ大学などの研究機関、関連企業との連携を積極的に推進し、歯科医療における各検査の重要性を社会に発信している団体である。

 冒頭、石井良昌氏(理事)より開会の辞が行われた後、福本氏と小林隆太郎氏(日本歯科医学会副会長)より開会ならびに来賓の挨拶がなされ、本キックオフミーティングの開催概要や本学会と日本歯科医学会の今後の展開について言及した。

 次に、福本氏の座長のもとセッション1「基調講演」が3題行われ、山本秀樹氏(日本歯科医師会常務理事)による講演「国民皆歯科健診が国民的コンセンサスを得るために」、山田 宏氏(参議院議員)による講演「国民皆歯科健診のコンセプト」、小椋正之氏(厚生労働省歯科保健課長)による講演「国民皆歯科健診と健康について」がそれぞれ行われた。

 続いて、セッション2「検査項目を考える」では、松坂賢一氏(副理事長)の座長のもと、花田信弘氏(鶴見大学歯学部名誉教授)、栗田 浩氏(信州大学医学部歯科口腔外科教授)、平野浩彦氏(東京都健康長寿医療センター研究部長・歯科口腔外科部長)の3氏が講演し、それぞれの視点から国民の健康寿命の延伸や医療費の適正化への貢献をアピールした。その後、福本氏より演者へ感謝状が贈呈され、康本征史氏(理事)の閉会の辞にて終幕した。

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