目次
CHAPTER 17 大臼歯部ブリッジの支台歯形成
1 ブリッジの定義と特徴
2 大臼歯部ブリッジの支台歯形成の実際
(1)形成対象歯の確認/(2)咬合面のガイド形成グルーブ形成と削除/(3)頬側軸面のガイドグルーブ形成と削除/(4)欠損側の軸面形成/(5)舌側軸面のガイドグルーブ形成と削除/(6)隣接面のスライスカット/(7)全周にわたる軸面形成と平行測定/(8)フィニッシュラインの付与および研磨・仕上げ
CHAPTER 18 前歯部ブリッジの支台歯形成
1 前歯部ブリッジの支台歯形成においてとくに注意を要する事項
2 前歯部ブリッジの支台歯形成の実際
(1)診療姿勢の確認/(2)形成対象歯の確認/(3)シリコーンインデックスの製作/(4)切縁のガイドグルーブ形成と削除/(5)唇側軸面のガイドグルーブ形成と歯質削除/(6)欠損側の軸面形成/(7)隣接面のスライスカット/(8)全周にわたる軸面形成およびフィニッシュラインの形成/(9)平行測定/(10)リンガル・コンキャビティの形成/(11)仕上げと研磨
CHAPTER 19 臼歯部のテンポラリークラウン(暫間被覆冠)
1 テンポラリークラウンの臨床的な意義
2 テンポラリークラウンの種類
3 「テンポラリークラウン」と「プロビジョナルレストレーション」の相違について
4 常温重合レジン塊の成型(直接法)による臼歯部テンポラリークラウン製作の実際
(1)使用する資器材/(2)対象歯の確認と常温重合レジンの練和~圧接/(3)形態の付与/(4)研磨と仕上げ
5 常温重合レジン塊の成型(直接・間接法)による臼歯部テンポラリークラウン製作の実際
(1)インデックスの製作と試適/(2)常温重合レジンの練和~圧接/(3)形態付与~研磨と仕上げ
CHAPTER 20 前歯部のテンポラリークラウン(暫間被覆冠)
1 前歯部のテンポラリークラウンの目的と製作方法
2 既製のクラウンを使用した前歯部テンポラリークラウン製作の実際
(1)ポリカーボネート製クラウンの選択と試適/(2)常温重合レジンの練和~圧接/(3)形態修正/(4)仕上げと研磨
3 人工歯シェルを用いた口腔内での直接法による前歯部テンポラリークラウン製作の実際
(1)使用する人工歯の選択/(2)人工歯シェルの製作と試適/(3)常温重合レジンの練和~圧接/(4)形態修正/(5)仕上げと研磨
4 前歯部ポストつきテンポラリークラウン製作の実際
(1)対象歯の確認と前処理/(2)人工歯の選択/(3)人工歯シェルの製作と試適/(4)ポスト部分の製作/(5)人工歯シェルの圧接/(6)形態修正/(7)仕上げと研磨
5 PLV用テンポラリークラウン製作の実際
(1)対象歯の確認/(2)テンポラリークラウン用シリコーンインデックスの製作/(3)PLVの支台歯形成/(4)シリコーンインデックスの試適/(5)常温重合レジンの練和~圧接/(6)仕上げと研磨/(7)装着
CHAPTER 21 臼歯部のテンポラリーブリッジ(暫間被覆ブリッジ)
1 テンポラリーブリッジの臨床的な意義
2 テンポラリーブリッジの種類とその実際
3 インデックスを用いた常温重合レジン塊による臼歯部テンポラリーブリッジ製作の実際
(1)対象歯の確認とワックスポンティックの製作/(2)インデックスの製作と試適/(3)支台歯形成/(4)常温重合レジンの練和~圧接/(5)余剰なレジンのトリミングとマージンの設定/(6)形態の付与/(7)仕上げ~研磨
4 常温重合レジン塊を用いた直接法による臼歯部テンポラリーブリッジの製作
(1)常温重合レジンの練和~圧接/(2)形態の付与/(3)仕上げ~研磨
CHAPTER 22 前歯部のテンポラリーブリッジ(暫間被覆ブリッジ)
1 前歯部テンポラリーブリッジの臨床的意義
2 前歯部テンポラリーブリッジ製作法の種類
3 術前のスタディモデルを用いた技工室におけるテンポラリーブリッジ製作の実際
(1)対象歯の確認/(2)診断用ワックスアップとシリコーンインデックスの採得/(3)スタディモデル上での予想支台歯形成/(4)技工室でのテンポラリーブリッジシェルの製作/(5)口腔内での支台歯形成/(6)テンポラリーブリッジシェルの試適/(7)常温重合レジンの填入と口腔内におけるウォッシュ/(8)テンポラリーブリッジシェルの形態修正/(9)研磨~仕上げ
4 シリコーンインデックスを用いた口腔内直接・間接法によりテンポラリーブリッジ製作の実際
(1)シリコーンインデックスの製作/(2)シリコーンインデックスの口腔内試適/(3)常温重合レジンの練和~圧接/(4)形態の付与/(5)研磨~仕上げ
CHAPTER 23 歯肉圧排
1 歯肉圧排の定義と臨床的な意義
2 歯肉圧排の種類と用いられる薬剤・圧排糸の分類
3 支台歯形成時と印象採得時における歯肉圧排の違いと注意事項
4 印象採得前の機械・薬物(化学)的歯肉圧排法の実際
(1)対象歯の確認と浸潤麻酔/(2)挿入用器具と圧排糸の準備/(3)一次圧排/(4)二次圧排
CHAPTER 24 個人トレー
1 個人トレーの臨床的意義と目的
2 歯冠補綴用上顎個人トレー製作の実際
(1)個人トレー製作のための予備知識と必要な器材・材料の準備/(2)外型線描記/(3)スペーサーの付与/(4)ストッパーの付与/(5)トレー用レジンの圧接~硬化/(6)ハンドルの付与/(7)トリミング~形態修正~仕上げ
3 歯冠補綴用下顎個人トレー製作の実際
(1)外型線描記/(2)スペーサーの付与/(3)ストッパーの付与/(4)トレー用レジンの圧接~硬化/(5)ハンドルの付与/(6)トリミング~形態修正~仕上げ
CHAPTER 25 精密印象採得
1 精密印象採得の臨床的意義・目的
2 精密印象採得に用いる器材・材料
3 精密印象採得の前準備─とくに唾液のコントロールについて─
4 精密印象採得法の種類
5 個人トレーを用いた精密印象採得の実際
(1)精密印象採得用個人トレーの試適/(2)歯肉・歯列の検査~歯肉圧排/(3)アンダーカットのブロックアウト/(4)トレー用接着剤の塗布/(5)圧排糸の撤去/(6)インジェクションタイプのシリコーン印象材の歯列への注入/(7)トレーの圧接/(8)個人トレーを用いた精密印象採得の完了~トリミング
6 既製トレーを用いた積層2回印象法による精密印象採得の実際
(1)既製トレーの選択/(2)既製トレーの形態修正/(3)一次印象採得/(4)二次印象採得/(5)既製トレーを用いた積層2回印象法による精密印象採得の完了~トリミング
7 既製トレーを用いた二重同時印象(積層1回法)による精密印象採得の実際
(1)既製トレーの選択と形態修正/(2)トレー/パテタイプ・インジェクションタイプ印象材の注入~トレー圧接/(3)既製トレーを用いた二重同時印象(積層1回法)による精密印象採得の完了~トリミング/(4)本章で示した三種精密印象採得法による印象面の比較
CHAPTER 26 補綴装置の試適・仮着・装着
1 試適・仮着・装着の臨床的意義・目的・注意点
2 試適・仮着・装着の実際と注意点
(1)補綴装置の到着/(2)支台歯の清掃/(3)口腔内での隣接面コンタクトの確認/(4)クラウン内面の適合確認/(5)マージンの適合性評価/(6)咬合調整/(7)仮着/(8)装着
CHAPTER 27 咬合調整
1 臨床における咬合関連要素
2 どのような場合に咬合調整が必要なのか?
3 咬合調整の原則
4 咬合調整に使用する器具・材料
5 状況に応じた咬合調整の理論と手技
(1)咬頭嵌合位における過高に対する咬合調整/(2)偏心運動時の咬合干渉に対する咬合調整/(3)中心位から咬頭嵌合位への偏位・滑走(中心位での早期接触)に対する咬合調整
CHAPTER 28 咬合分析
1 咬合分析の臨床的意義
2 咬合分析をはじめる前に─治療顎位決定の基準は?
3 咬合器上で何を「分析」するのか?
4 咬合分析の実際 [1]各種アンテリアジグを用いた中心位での咬合採得~咬合器付着
(1)上下顎スタディモデルの製作/(2)フェイスボウ・トランスファーによる上顎模型の咬合器付着/(3)中心位での咬合採得~下顎模型付着 [1]各種アンテリアジグを応用した中心位での咬合採得(模型上での解説編)/(4)中心位での咬合採得~下顎模型付着 [2]各種アンテリアジグを応用した中心位での咬合採得(模擬患者での実践編)
5 咬合分析の実際 [2]手指による中心位への誘導と咬合採得
(1)チン・ガイダンス法の理論/(2)チン・ガイダンス法の実際/(3)Dawson法の理論/(4)Dawson法の実際/(5)セントリックロケータ法の理論/(6)セントリックロケータ法の実際
6 咬合分析の実際 [3]下顎模型の咬合器付着
7 咬合分析の実際 [4]チェックバイト法による咬合器の顆路角調整
(1)側方チェックバイトの原理/(2)側方チェックバイト採得の実際(模型編)/(3)前方チェックバイトの原理/(4)前方チェックバイト採得の実際(模型編)/(5)咬合器の顆路角調整の実際(模型編)/(6)チェックバイト採得の実際(模擬患者編)/(7)咬合器の顆路角調整の実際(模擬患者編)
8 咬合分析の実際 [5]咬合器上での模型検査・咬合調整
1)正確な咬合器付着の確認
(1)口腔内における中心位の早期接触部位の確認/(2)中心位における下顎模型の咬合器付着/(3)口腔内・模型上での早期接触部位の一致の確認
2)模型上での咬合調整(模型上でのシミュレーション)
(1)模型上での咬合調整(シミュレーション)の準備/(2)模型上での早期接触点の確認/(3)キャリパーによる咬合垂直顎間距離の測定/(4)模型上での咬合調整(シミュレーション)の開始/(5)咬合調整終了の目安を知る/(6)偏心運動時の調整
CHAPTER 29 歯科治療技術上達への道
─若手歯科医師に伝えたいコンセプトとメンターの重要性─
1 治療技術向上のためには基礎技術の習得が不可欠
2 技術を磨くための師匠(メンター)選びの重要性
3 補綴治療を行ううえでの3カ条
資料
さくいん