目次
第1章 医院開業の現実を見つめる~5年間の軌跡~
1 出発点は挫折――鬱病から立ち直った開業前夜
2 開業にあたって“資金の話”は避けられない
3 開業とは「場所選び」だと知った
4 情報にお金を払うということ
5 経営の安定化、採用問題で試行錯誤の日々
6 予防歯科への特化に向けた「絞り込み」の開始
7 「チーム医療」の要としての「受付」改革
8 ビジネス優先か医療優先かのせめぎあい
9 たまっている“ウミ”を絞り出す!
10 5年後のビジョンを見据える
第2章 医院開業5年目までのルール~コンサルタントの視点からチェック~
変革期の経営者に求められる意識(1)
1 始める前にマーケットを知ろう
変革期の経営者に求められる意識(2)
2 開業当初は、必要な情報収集と費用を惜しまず
変革期の経営者に求められる意識(3)
3 開業5年サイクルを回し続ける
エリアマーケティングでスタートダッシュする(1)
4 マーケティングが成功への想像力を刺激する
エリアマーケティングでスタートダッシュする(2)
5 地域での自院の立ち位置を知る
身銭で得た的確な情報が開業後の成功を左右する(1)
6 生活者の動線を観察する
身銭で得た的確な情報が開業後の成功を左右する(2)
7 競合医院のビジョンに着目する
身銭で得た的確な情報が開業後の成功を左右する(3)
8 理想実現に必要な情報を見極める
身銭で得た的確な情報が開業後の成功を左右する(4)
9 患者満足度85%以下の医院は淘汰される
採用に費用をかける歯科医院はどれだけある?(1)
10 採用コストに年間収入5%を投下する
採用に費用をかける歯科医院はどれだけある?(2)
11 既存スタッフを戦力化した上で新戦力の採用を!
「絞り込み」と「予防」についての見解
12 自院の共感者を絞り込む
攻めの姿勢を振り返る時期としての5年目(1)
13 想いの強さが周りを動かす
攻めの姿勢を振り返る時期としての5年目(2)
14 予防歯科の成功は規模拡大が定石
ビジネスモデルとしての予防への視点(1)
15 予防というスタイルを伝える
ビジネスモデルとしての予防への視点(2)
16 医療制度を視野に入れる
ビジネスモデルとしての予防への視点(3)
17 都市部予防歯科のバイアスは歯科医師の治療
ビジネスモデルとしての予防への視点(4)
18 ファミリーデンティストは80年目線が必要
ビジネスモデルとしての予防への視点(5)
19 院内マーケティングを機能させる
予防型歯科医院の組織づくり(1)
20 「仕事の思想」の上にシステムは機能する
予防型歯科医院の組織づくり(2)
21 権限委譲があってこそチーム医療が機能する
5年目経営者としての五條院長を診断する
22 医療技術への評価が組織を押し上げる
第3章 院長のためのマネジメント・ガイド
1 最初の難関は「開業(起業)意欲の持続」にある
(1) 開業に重要なのは「想い」の強さより計画性
(2) 事例1:開業への「想い」を逆手にとる悪徳ディーラーに要注意!
(3) 立地特性を把握した経営体制を築く
(4) 起業意欲の持続は患者数に左右される
(5) 重要なことはまず運転資金の確保!
(6) 開業前にこそ資金投下すべき
(7) 起業意欲の持続は歯科医療への本気度で決まる
2 足りない能力を補完する
(1) 2年目の陣容のあるべき姿
(2) 事例2:チーム医療実現にはお金がかかる
(3) 2年目から着手したい顧客管理
(4) ターゲットの絞り込みとマーケティング体質の強化
(5) マーケティング体質の経営感覚が院長を大成させる
(6) 医療技術的補完と自費患者拡大へどう対応するか
(7) 顧客満足に常に気を配る視点を持つ
3 起業意欲(モチベーション)の持続とアップ
(1) 患者数の達成と権限委譲の度量が医院を発展させる
(2) 利益の仕組みを理解することこそ院長に求められる
(3) 口コミによる患者増をはかる院長の経営感覚とは……
(4) 売上げアップは経費節減とセットで考える
(5) スタッフの適材配置と人件費への考え方
(6) 事例3:できる院長の人材観
(7) 広告・広報環境を再構築する
4 やりたいことを明確化する
(1) 「何をやりたいのか」を改めて考える
(2) 「自院への評価の認識」「新規患者獲得」を一石二鳥ではかる
(3) 徹底的な現状分析と論理的思考で整理する
(4) 「院長のやりたいこと」はすべてホームページに出ている!?
(5) ターゲットを絞り込んだ情報戦略
5 多角的視点によって成長戦略に取り組む
(1) 院長の情報収集力アップ術(1)(インターネット編)
(2) 院長の情報収集力アップ術(2)(患者編)
(3) 院長の情報収集力アップ術(3)(内部顧客編)
(4) 多角的視点でニーズやサービスの本質を理解する
(5) 仕事と時間の効率化をはかる
(6) 成功のイメージングを再確認する
(7) 事例4:成功を壊し続け、高みに挑戦する歯科医師