目次
はじめに
本書を読むにあたって ~なぜ、歯肉縁上のプラークを落とすだけで歯周病が改善するのか~
著者(講師)紹介
講義を始める前に
1日目 観察力 ─自分の口腔内を知ろう─
1日目スタートその前に・・・・・・
口腔内写真を撮影する習慣をつけよう!
自分の口腔内を知ろう!
「歯のかたち・歯肉のかたち・歯肉の色」を観察してみよう
「歯のかたち」に注目する理由
「歯肉のかたち」に注目する理由
「歯肉の色」に注目する理由
観察結果をまとめてみよう
前歯部をじっくり観察してみましょう
観察する歯を選ぼう!
選んだ歯を、いろいろな角度から観察してみよう
赤染めでプラークの観察をしてみよう
選択した歯だけをしっかり赤染めしよう
赤染め前に、染める対象歯をスケッチしよう
いよいよ赤染め! そして観察! しっかりスケッチ!
自分の気づきをまとめてみよう!
あなたの記録を残しておこう
参考:赤染めのステップ
おつかれさまでした!
2日目 磨き力 ─毛先磨きの基本を学ぼう─
確実&効率よくプラークを落とせる磨きかた“毛先磨き” を知ろう!
毛先磨きの3大原則
原則1 “歯面に直角”とは?
原則2 “軽い適度な力”とは?
原則3 “適切なストローク”とは?
毛先磨きの実践!自分に最適な毛先磨きを考えてみよう
まずは1歯面への毛先の当てかたから練習しよう!
“適度な力” の加減を体感しよう!
“適切なストローク” を考えよう!
毛先磨きが身についたかどうかLet's Try!
対象歯のプラークをためてみよう
Let's Try ! 毛先磨き
いつでもできる!鉛筆を使った毛先磨きの練習法
まずは見やすいところで直角・力加減・ストロークをチェック!
歯の曲面をイメージしながら磨いてみよう!
おつかれさまでした!
3日目 応用力 ─すべての歯を磨いてみよう─
知っておくと便利! 2つのテクニック
テクニック1 よく見える鏡の使いかた“ 置き鏡”
テクニック2 磨きやすい口づくり“ 頬のストレッチ”
部位別・毛先磨きの提案(1)
犬歯(唇側)のブラッシング案
部位別・毛先磨きの提案(2)
下顎前歯舌側面のブラッシング案
部位別・毛先磨きの提案(3)
上顎前歯口蓋側のブラッシング案
部位別・毛先磨きの提案(4)
下顎小臼歯(頬側・舌側)のブラッシング案
部位別・毛先磨きの提案(5)
下顎大臼歯舌側のブラッシング案
部位別・毛先磨きの提案(6)
上顎小・大臼歯頬側のブラッシング案
部位別・毛先磨きの提案(7)
上下顎最後臼歯のブラッシング案
おつかれさまでした!
4日目 継続力 ─毛先磨きの効果を知ろう─
歯科衛生士・渡部 毛先磨きチャレンジの軌跡
毛先磨き導入前の私の口腔内状況
毛先磨き練習前後を比較してみました
時系列で見る歯肉の変化
おつかれさまでした!
毛先磨きに適した歯ブラシとは
5日目 指導力 ─臨床での展開方法を学ぼう─
指導力を身につけよう
ブラッシング指導は患者さんとの共同作業
患者さんの感動体験につながる指導をしてみよう
指導時には記録をつけよう!
Skill up Question 1
1回目の指導はどのように始めたらいいですか?
症例で見る「ワンポイント指導」
ワンポイント指導を実践してみよう
Skill up Question 2
つい問題点の指摘ばかりしてしまいます。患者さんを責めているようで、心苦しいのですが・・・・・・。
一緒にチャレンジ! あなたならどう受け入れる?ほめてみる?
症例で見る「受け入れる・ほめる指導」
Skill up Question 3
今日、何をしていいのかわかりません。指導をマンネリ化させないためには、どうしたらいいですか?
ブラッシング指導でPDCA サイクルをどう使う?
Skill up Question 4
ブラッシング指導がもっと上達するには、どうしたらいいでしょうか?
歯科衛生士1 年目M 子のふり返りを見てみよう
Skill up Question 5
ブラッシング指導のゴールはどこですか? ある程度よくなってくると、それから先、何をしていいかわかりません。
先輩歯科衛生士の長期症例から考えてみよう
おつかれさまでした!
6日目 人間力 ─さらに成長していくために─
『人間力』を高めよう
患者さんの本心は今どこに?
ご存じですか? ブラッシング指導に欠かせない“ 人間力”
『みる力』ってなんだろう
『きく力』ってなんだろう
『はなす力』ってなんだろう
症例を通して『人間力』を考えてみよう
1.主訴からその人を知ろう! ─想像力・洞察力を働かせよう─
2.観察・推察・洞察 ─あなたは何が見えますか?─
3.表情、態度を観察しましょう ─うつむいている? 前向き? 笑ってる? 沈んでる?─
4.患者さんの希望はなんでしょう? ─痛みや不快感から解放されたいだけ? 健康感を聴きましょう─
5.主訴=いちばん気になるところを大切に ─もっとも患者さんが解決したいところに注目しよう─
6.「痛くて磨けない」と「磨くと痛い」の違い ─わかりますか? 厳密に言葉を選ぶことの大切さ─
7.覚えておこう! 共感的理解 ─患者さんのこころに寄り添う会話とは?─
8.患者さんをためらわせるものを知ろう ─患者さんの姿・しぐさ・表情を観察し、声にならない言葉を推察する─
9.努力したことを認めましょう ─患者さんは評価を気にしています─
10.言葉より行動に注目しよう ─やる気は歯肉に現れます─
11.変わるのは磨きかただけではありません ─患者さんの健康感や人生観まで変わる、それがブラッシング指導です─
おつかれさまでした!
6日間の講義受講、おつかれさまでした
皆さんもぜひ読んでみよう! 参考文献・書籍紹介
謝辞