目次
第1章
いつでも自分の歯で噛むための道すじ。
もう始まっている お口の働き。胎児期[出生前のチェックポイント]
高めよう お口の感性。新生児期[0~1歳のチェックポイント]
噛みしめよう、地球の味。乳幼児期[1~3歳のチェックポイント]
噛む、それは、第二の心臓。幼小児期[3~6歳のチェックポイント]
審美へのプロローグ。少年期[6~15歳のチェックポイント]
口もとから始まる、心身の完成。思春期[15~20歳のチェックポイント]
丈夫な歯は、健康のステイタス。成人期[20~40歳のチェックポイント]
歯は人をつくる、噛める健康が資産。壮年期[40~60歳のチェックポイント]
いつまでも、噛める贅沢。老年期[60歳~のチェックポイント]
予防マップ
第2章
歯科治療を受ける前に知っておきたい歯の知識。
歯/
歯の構造
乳歯と永久歯・歯の数と名前
子供のお口と大人のお口/
健全な乳歯・健全な永久歯
6歳臼歯/
6歳頃から生えてくる大人の歯
生えてくるころ・6歳臼歯の大切さ
6歳臼歯はむし歯になりやすい
歯の生えかわり
むし歯はどうしてできるのでしょう?/
エナメル質(歯の表面)のむし歯・象牙質(神経に近い)むし歯・神経(歯髄)まで進んだむし歯・歯根まで進んだむし歯
むし歯からおこる全身の病気/
歯を失う原因を見ると・年齢別に見ると・健康な歯と比べてみましょう
歯周病(歯槽膿漏)とは
でんな病気?/
歯を磨くと、歯ぐきから血が出ませんか?・歯槽膿漏は、ほっておいては治りません・早めに予防が大切
歯槽膿漏の進み方/
都会のOLと歯周病
歯科治療を受ける患者さんに/
予診時の質問事項は、治療に必要なものばかりです
受診前に、必ず歯みがきを
予約診療制について
治療の中断について
正しいブラッシングの習慣を
治療に必要な検査/
X線検査
顎模型・歯科臨床記録
歯垢(プラーク)付着検査・歯周ポケット検査
歯の動揺度、歯間離開度テスト
出血度テスト・咬合状態・顔、首、顎周囲の筋肉のコリ状態
治療前の口腔を記録しておきましょう
治療計画書
治療終了時の口腔内記録
ある患者さんの治療前の状態とその検査記録です・いろんな検査の記録です
治療後の患者さんの口腔の状態です
第3章
小児歯科の立場から お母さんお口は心の窓です。のぞいていますか?お子さんの心
人生の旅立ち
今、あなたのお子さんは!
1、噛むことについて
噛む機能の発達・上口唇を鍛える/
噛むことが大切・消化の第一歩お口の中の衛生管理
顎の発達と美しい歯並びへ、噛む歯はセンサー・味覚の発達・脳への刺激と心の安定・発音への影響
噛まない子の様子としつけ/
噛まない子の様子・噛まない子のしつけ・正しい食生活が基本です。・お子さん生活リズムを大切に・食欲のある子、食べる意欲のある子・楽しい雰囲気
ちょっとした料理の工夫・食卓での注意・心理的要因の対応・機能的・構造的理由の対応
2、離乳期での失敗
甘い物好き・不規則な食事のリズム・よく、噛めない、噛まない・哺乳ビンを長く使用している・偏食が多くなる
3、母親の育児態度
虫歯をつくりやすいタイプ・甘やかしタイプ、過保護タイプ・放任タイプ・ついついタイプ・その他のタイプ
4、おやつ
おやつのしつけ・歯に良いおやつ・甘いものを少なくしていくには
5、歯みがき
年齢別歯ブラシの習慣づけ・歯みがきのポイント・6歳臼歯の磨き方・フロッシング
6、子供の歯の治療
早期発見、早期治療
子供とのコミュニケーション・心配ありませんお子さんの歯科治療・治療の実際・ラバーダム(治療の前準備)・乳歯のむし歯の特徴・1、進行が早い・2、広範囲にひろがる・3、歯と歯の間の見えないところで・大きくなる・シーラント(予防填塞法)・小さいむし歯の治療・小さいむし歯の基本的治療
7、治療のいろいろ
インレー・プラスチック・臼歯の金属冠・前歯のプラスチック冠
―神経が出るほど― 大きいむし歯の治療・神経がまだ生きている場合・神経が一部死んでいる場合・神経が全部死んで骨まで病気が広がっている場合・歯を抜いた場合・乳歯がみちびく大人の歯・スペースを確保するための装置なループ・ディスタルシュー・舌側孤線装置・床装置
歯ならび・見かけの受け口・生れつき歯とあごの大きさに不調和がある場合・早期発見により大事にいたらない場合・歯を削ったり抜いたりしてスペースを確保する場合
異所萌出・積極的に歯を動かしていく場合・本格的な矯正
歯ならびに影響する子供のクセ・指しゃぶり・ハンカチしゃぶり・くちびるかみ・舌を前歯や奥歯で噛むクセ
歯をぶっつけた!!・ヒビが入りました・変色しました・歯が割れました
歯が陥没しました・歯が抜け落ちてしまいました。
日常子供の口の中によく見られる病気と異常・乳歯歯根の吸収不全・過剰歯・不潔性歯内炎・萌出性嚢胞・唇小帯付着異常・咬 傷・エナメル質形成不全症・メラニン色素沈着
大人への旅立ち
今、あなたのお子さんは!!
矯正の立場から
矯正治療を希望される
患者さんの疑問に答えて!!
矯正でなにができるのですか
出っ歯・歯科医から見て 易しい症例、難しい症例
受け口・反対咬合の患者さんの顔の特徴
乱ぐい歯・乱ぐい歯の起こる原因は
なぜ矯正が必要ですか?
治療時期および治療期間は?
早期治療・外科を併用した治療
なぜ治療に長期間かかるのでしょうか?
通院は?
矯正治療中、
痛みはどうですか?
費用は?
矯正治療の進め方
検査でぜひとも必要なもの
検査をしてはじめて判ること
治療を受けるにあたり大切なことは?
乳歯にも矯正治療が必要ですか?
大人でもできますか?
成人に対する矯正治療の特徴
八重歯はかわいい?
筋機能療法
指しゃぶりは、歯並びに何か影響がありますか?
矯正治療のため歯を抜くことがありますか?
食事は普通にできますか?
転勤になった場合、どうなりますか?
保定とは何でしょうか?
歯ならびを悪くしないためには?
まとめ
第4章
いつまでも自分の歯でおいしく食べるために。
ウエディングベルが鳴る前に
ブライダルチェック
(結婚前のエチケット)歯肉炎があると・ヤニや歯の着色があると・歯石があると・むし歯があると・親知らずがあると
「おめでとう」その日から
妊娠出産にそなえて・妊娠中の正しい知識・妊娠性歯肉炎・妊娠中のう蝕(むし歯)・妊娠性エプーリス
生まれてくる赤ちゃんのために
あなたが守る子供の歯・妊娠中の歯科治療について
自分は気づかなくても、まわりの人が不快です
口臭・口臭の原因
あなたの口臭度てすと
目で見る口臭の原因・歯垢[プラーク]・歯石・歯周病(歯ぐきからの出血)・むし歯
不良な冠(すいた冠、破れた冠)・かぶせた金属の腐蝕・プラスチックの人工歯・化膿した歯根・舌苔
親知らず・その他の口臭・口臭をなくす方法・歯ブラシ
治療による方法・食生活と全身の健康のチェック・検診によるチェックを
歯ブラシ
歯ブラシ今昔
ブラッシング(歯みがき)
毎食後の歯みがき・朝の歯みがき・昼の歯みがき・夜の歯みがき
歯ブラシの使い方
歯ブラシの持ち方
磨き方の工夫
歯ブラシの選び方
歯みがき剤の選び方
歯ブラシの為害作用
歯ブラシだけでは取れない汚れ
デンタルフロス・歯間ブラシ
治療のための歯磨き
ブラッシング4段階
このような場合もブラッシングが必要です
歯石は6ヵ月に1度取りましょう
充填
むし歯になったら
早めの治療が大切です・小さなむし歯もこんなに大きい・レントゲン・麻酔注射
治療した歯はどうしてみるの
歯に使用する金属・体質に合わない金属もあります・口腔内は、同一金属で統一したい
理想的に治療された例・前歯は美しく 奥歯は強く
歯周病 はぐきのびょうき
歯ぐきから血が出たら
歯ぐきの病気
歯周炎・歯肉炎は早い時期の治療と正しいブラッシングで必ず治る病気です
骨の病気
歯周病(歯槽膿漏)・骨の溶けている程度
盲のう掻爬・暫間固定と永久固定
歯周外科
歯の根の病気
根管治療でなおった歯・歯の根の治療が終わったら
抜歯
抜歯による治療
親知らず何ともないのになぜ抜くの
目で見る 親知らずの障害10項目
例外的なものとしては・歯を抜く前の注意・歯を抜いた後の注意
足はなくとも歯は動く
小矯正(数本の歯を矯正すること)
あきらめる前に、もう一度
成人の矯正をする目的は次のようなものがあります
小矯正をした例・1、倒れた歯を正しい位置に起こした例・2、根を引っ張りだし歯を抜かずにすんだ例・3、噛み合わせを良くした例・4、歯並びをきれいにした例
噛み合わせの仕組み
奥歯を失ったら、前歯にも影響が出てきます
歯がなくなったら
ブリッジ(取り付け式)・取りはずし(可撤式
取り外しの入れ歯・部分的な取りはずしの入れ歯について・とりはずし式の入れ歯は、次のような部分から成り立っています。
取り外しの入れ歯にもいろんな種類があります
1、入れ歯に使用する人工歯の種類・2、入れ歯に使用する土台(床)の種類・3、入れ歯に使用するバネの種類・4、バネを使用しない方法
歯の抜けかたによる入れ歯の種類
1、片側の奥歯が2~3本なくなった場合の取り外し入れ歯・2、両側の奥歯がなくなった場合の取り外し入れ歯・3、前歯がなくなった場合の取り外し入れ歯・4、数本(2~3本)しか残っていない場合の取り外しの入れ歯
長寿を楽しむための総入れ歯
総入れ歯
総入れ歯は慣れることから・むつかしい総入れ歯のケースとは・噛むことは勿論ですが、発音や見た目も大切です
より快適な入れ歯の工夫
1、安定のために・2、よくかみ切れるために・違和感を少なくするめに・入れ歯の手入れも大切です
第3の歯 インプラントで快適に
審美歯科
表情は、口もとで決まる
咬合の不安定が作りだす顔貌とその回復
美しい口もと
笑顔美人は素敵です
前歯の治療・1、歯の穴を詰める治療例・2、歯の形を変える治療例・3、変色した前歯の治療例・4、折れた前歯の治療例・5、前歯を抜いた治療例・6、事故で抜けた前歯の治療例・7、歯周病[歯槽膿漏]の治療例・8、金属歯を自然な白い歯にする治療例・9、プラスチックの歯をセラミック冠にする治療例・セラミック冠で前歯の歯並びを改善した治療例・11、生まれつき変色とすき間のある前歯の治療例・12、インプラントを応用した前歯の治療例・13、取り外しの前歯を取り付けにした治療例・14、全ての歯の色と形を整える治療例・15、歯肉の高さを合わせた前歯の治療例・16、総合的な治療で心の健康を回復した例・17、全体的に審美回復を目的とした治療例
健康が資産、
噛めない人は、ダメになる
臼歯の治療・奥歯
仮り歯の役目
歯はデリケートだから、お口の健康診断
定期検査・健康な人の定期検診・治療が終わった人の定期検診
治療した歯にも、寿命があります
歯のメインテナンス
口の中の小手術
放っておけない、歯ぐきの異常・1、上唇小帯が前歯の間まで延びている場合(上唇小帯短縮症)・2、舌小帯が舌の先まで延びている場合(舌小帯短縮症)・3、歯ぐきの暗赤色が特に強い場合(メラニン色素沈着)・4、歯ぐきの下の骨の尖った状態の場合(歯槽骨鋭縁)・5、歯ぐきの下がブヨブヨの状態の場合(浮動歯肉除去)・6、歯の根の先に膿よう(ウミ)ができて腫れた場合(膿よう切開)・7、歯の根の先に病巣があって、根の中の治療では治らない場合(歯根端切除術)
歯ぐきの手術
1、歯ぐきが異常に腫れて盛り上がっている場合(歯肉切除術)・2、歯ぐきの下の骨まで悪くなっている場合(歯肉剥離掻爬術)・3、歯ぐきの幅や高さ(量)がない場合(遊離肉移植術)・4、歯の根が露出している場合(歯肉弁側方移動術)・5、歯ぐきの高さが無い場合(口腔前庭拡張術)
こんな病気も歯科の分野です
顎や噛み合わせは、全身のバランスをとっています
顎関節症の原因・治療法・局所療法
顎関節症と紛らわしい病気・テンプレート
顎関節症のいろんな症状
歯ぎしり
噛む 噛めば人生
お口のQ&A
参考文献