目次
第1章 顔貌への挑戦―臨床の出発とゴール
11 情報のアンテナとしての顔貌―日常臨床のなかでどのうよに患者の顔貌をみるか林田勇歩
17 歯から口へ、口から顔貌への審美臨床の糸口―MaSK(マスク)の分類の臨床応用佐藤敬一郎
23 ナチュラルスマイルを求めて榊 恭範・榊 祥宏・榊 俊昭・宮國義樹
29 歯科治療と表情の変化村上和彦
36 審美性を考慮した歯槽堤形成術―欠損部歯槽堤への歯肉成型術応用豊永寿博
第2章 顔貌構成のエレメント―部分から全体へ、単視から総合へ向かう現代の審美歯冠修復治療の臨床像
43 審美修復の材料選択肢―金属焼付ポーセレンかポーセレン・ラミネートベニアか南 昌宏
49 セラミック・インレーによる審美修復を考える上田珠湖
55 オールセラミック・クラウンを成功させるための要件―前歯再治療のケースを中心として原元信貴
61 着色歯における審美性の回復と咬合再構成の症例―テトラサイクリン歯への総合的な審美治療原田和彦
68 歯列不正による顔貌の不調和を補綴治療により改善した症例岡口守雄
73 上顎前歯部の審美性をめぐるインターディシプリナリーアプローチ 菊池 薫
第3章 顔貌と歯列矯正―審美を前にした現代の臨床矯正治療の視座を探る
83 術中の審美性を考慮した矯正治療―透明ブラケットから舌側装置まで佐藤英彦
91 縦の審美、横の審美―顔面審美性の回復、獲得のメカニズム山田昭夫
100 Angle Class IIIに対する矯正・歯周・補綴―外科矯正から歯周外科、補綴治療を経ながら顔貌のゴールをめざす木原敏裕
105 顎顔面の対称性や偏位を考慮した矯正診断―Integral Cephalomertic Diagnosisの臨床応用萬葉陽巳・中島榮一郎
第4章 顔貌と機能の調和―包括歯科治療のなかでシステムとゴールをどう設定するか
115 機能と審美の接点を求めて―プロブレムリストの活用土屋賢司
121 生体の構造力学を考えた包括治療今井俊広・今井真弓
127 インプラントを利用した咬合再構成勝 喜久
133 バーティカル・ディメンジョンを回復したフルマウス・リコンストラクショクの1ケース―審美性と顎位、顎運動の調和をめざして羽兼雅広
139 長期の咬合安定を視野に入れた治療―中等度歯周疾患とTMDに問題をもった症例から森田耕造
145 フルマウス・リコンストラクションにおける全顎矯正の役割南 清和・三浦康志
150 総義歯における機能回復と顔貌の変化脇本 貢