目次
編集委員・執筆者一覧
序文
FRONT ATLAS[最新の基礎研究を知る]
顔面骨格の遺伝はどこまでわかってきたか
中島昭彦
咀嚼パターンの基礎的研究と臨床的見解
古郷幹彦/松矢篤三
歯の移動とFosタンパク
相原義憲/前田健康/脇坂 聡
UP-TO-DATE-ORTHO[話題のトピックス]
[トレンド]
チタンニッケルワイヤーの改良と臨床応用
大坪邦彦/相馬邦道
骨延長術の矯正治療への応用の現在
澤木佳弘/上田 実
近年の非抜歯矯正治療の考え方とその歴史的背景
とくにグリーンフィールドの矯正コンセプトについて
賀久浩生
3DCT画像コンピューターセファロ分析
荒木元英/川俣明敏/藤下昌巳/丹羽金一郎
[診査]
歯根吸収をどう理解するか
中村 道
矯正治療と歯根吸収
亀田 晃/亀田 剛
咬合平面のバイオメカニクス
本吉 満
[マネジメント]
矯正患者における齲蝕と歯周疾患予防のための系統的プログラム
Siegward D.Heintze/Paul-George Jost-Brinkmann/
Christian Finke and Rainer-Reginald Miethke
訳)古市保志/和泉雄一
アメリカの矯正臨床におけるマーケティング・マネジメントに関する最新情報
Budd Rubin
訳)編集部/他
[診断・治療]
転医により治療継続を行った成人開咬症例 軟組織のバランスと咬合の安定
大野粛英/三河やす代
フェイズ1で可撤性矯正装置を使う臨床について とくにバイオブロック装置について
北總征男
自家歯牙移植と矯正治療を組み合わせた総合的治療
白石豊彦
移植歯の矯正移動について
毛利 環/川原一郎/森田修一/花田晃治/濱本宜興/小野和宏
非抜歯・抜歯矯正治療の選択基準をどこにおくか
広瀬寿秀
矯正治療を補綴処置の流れのなかでどのように位置づけるか
矯正治療を生かしたチームアプローチ
星野 亨
臼歯のanchorage unitが極端に不足していた上顎前突症の治療例から
尾崎 武正
舌側ストレートワイヤーブラケットの開発
竹元 京人
[特別企画]
顔面形態と顎運動について
伊藤学而/池田浩一/中村圭介
矯正治療のクオリティコントロール
出口敏雄
矯正臨床におけるインターネットの利用
山田一尋
REVIEW ARTICLE[文献から現状を知る]
アングルvsケースからツイードまで 20世紀前半の抜歯論争の変遷
福原達郎
インプラントを固定(anchorage)に用いた矯正治療に関する文献的考察
菅原準二
咬合性外傷をどう評価するか
弘岡秀明
歯列のレベリングと歯肉歯周組織との関係
田代芳之/横田 誠
PRACTICE ORTHO[術式を知る]
臼歯部の咬合支持の喪失症例
下顎臼歯の近心傾斜への対応
溝口 到/飯嶋雅弘
臼歯部鋏状咬合への対応
鶴田正彦/福井只美
臼歯部開咬への対応
氷室利彦/峯田拓治
臼歯部欠損への対応
篠倉均
CASE STUDY[症例から学ぶ術式]
前歯の叢生ケース
上下顎左右第一小臼歯を抜歯した例
宮崎孝明
埋伏犬歯と叢生をともなった反対咬合
若松進治
下顎臼歯の欠損ケース
下顎第一大臼歯喪失に伴い上顎前歯に障害をきたした症例
補綴前矯正や自家歯牙移植での対応を考える
荒内 俊
上顎前歯のフレアリング症例
加治初彦
下顎前歯の叢生 いわゆる3incisorsのケース
寺田康子
下顎第二小臼歯(両側)の舌側転位のケース
大竹正人
上顎側切歯(両側)の舌側転位ケース
内田春生
下顎第二大臼歯の近心傾斜の症例
加治初彦/末石研二
包括治療のなかで強制的圧下処置
池田 和己
臼歯部咬合崩壊をともなった歯周炎の総合的アプローチ
本村 泰雄
CLINICAL CONTROVERCY[現状を考えるための素材]
歯の移動にかける力と時間をどう評価するか
小椋幹記/伊藤学而
第二大臼歯の矯正前抜歯は日本人に合わないか
榎本豊/葛西一貴
顎運動の制御のメカニズムはどこまで明らかになっているか
増田裕次/森本俊文
'99 SPECIAL REPORT[特別リポート]
M Orth(英国の矯正歯科認定医)試験にチャレンジして
浅井保彦
医学部附属病院における歯科矯正治療
須佐美隆史