目次
序文
日本語版の刊行にあたって
CHAPTER1 序論
9. 科学的手法を学び歯科の研究を評価しなければならない理由
11.雑誌掲載までの道:レフェリー制とレフェリー制をとらない雑誌
CHAPTER2 科学的手法と科学者の態度
21.科学者の態度
22.異常な行為・客観性の欠如(科学の歴史が評価されるべきは「X」か?)
25.科学的手法の物語版
25.観察
27.仮説
27.雑誌掲載論文、再現性、意見の一致、事実の確認
CHAPTER3 論理の序論
31.論理:基本
34.演繹的論理に対する序文
40.隠された前提
40.推論の論法の誤りの発生とでどころ
41.議論の正式な分析の根拠
CHAPTER4 帰納的論理:類推、標準型、根拠
43.帰納的論理における付加的根拠の役割
45.帰納法を用いた論証の形式
CHAPTER5 帰納論理学:仮説と因果関係
49.仮説的推論
53.因果関係のパターン
54.原因-結果(効果)関係の調査
56.結末と方法
59.実証主義vs慣例尊重主義(規約主義)
62.歯科研究での慣例主義のための機会:定性的な研究の例
62.帰納的議論への批判の論理の要約
CHAPTER6 論理のインチキ、奇想、悪用
65.科学的奇想
66.インチキと“代替”の医学
68.インチキと半信半疑の歯科治療
70.非公式な論理の伝統的虚偽 臨床歯科医療における虚偽
CHAPTER7 測定
75.操作上の定義
76.分解能
76.精度
77.正確さ
78.妥当性
78.尺度の種類
80.単位
81.測定値の頻度分布
82.比率
CHAPTER8 測定の誤差
85..精密度vs正確度
86.誤差のタイプ
CHAPTER9 研究結果の発表
95.データの選択とその取り扱い
99.重要な報告をするための最小必要条件
102.重要な指標、桁数:統計的データを示すときの慣例
102.表のプレゼンテーション
103.イラストのプレゼンテーション
CHAPTER10 診断テストと測定値に関する信頼度、感度および特異度
111.妥当性の推定:診断テストと測定値に関する感度と特異度
118.信頼性
123.歯科医学における測定値-要約
CHAPTER11 研究戦略
126.目的と客観性
127.CampbellおよびStanleyの内的な妥当性に対する障害要因
CHAPTER12 観察
131.観察/記述に関する戦略手法
133.臨床医学における観察/記述に関する戦略手法
CHAPTER13 相関関係
137.横断的調査
141.患者-対照計画
142.生態学的研究
143.再調査(コーホート)計画
CHAPTER14 実験
147.独立変数と従属変数
148.よい実験に対する要求事項
151.ネガティブ・コントロール、ポジティブ・コントロール、
アクティブ・コントロール
154.実験研究のタイプ
155.実験戦略
158.臨床実験における考慮すべき戦略
159.生物分野の研究においてのコントロールあるいは考慮されるべき変数の典型例
CHAPTER15 実験計画法
163.誤差の取り扱い
166.一般的に用いられる実験計画法
CHAPTER16 統計的推測の論理(その1)
177.本仮説の棄却:統計学は科学的方法とイコールではない
177.記述統計学vs推測統計学
178.事前予測
178.統計的推測例:仮説の検定
185.適合度のよさ
188.全く異なる手法…ベイズの帰納法へのアプローチ
CHAPTER17 統計的推測の論理(その2)
193.統計的推測-帰納的論証からの考察
199.さらにいくつかの統計上の問題点に関して
203.最後の警告と一連の法則
CHAPTER18 判断
205.バランスのとれた判断
206.不確定な状態下における判断
208.臨床的判断vs科学的判断
209.臨床的判断に伴う諸問題
212.科学的判断の形成:矛盾する証拠の問題
214.他の科学者の判断の利用:文献評価の手段としての引用分析
218.判断への影響:低次な美辞麗句の形態
PROBLEMS(問題)
COMMENTS of PROBLEM(問題に関する論評)
APPENDIX(付録)
INDEX(索引)